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三次試験
久しぶりに会ったらビスケの口からでた言葉は、Aにとって衝撃的な話であった
prr..
『もしもし』
ﾊﾟｸ「あら、A。試験は順調かしら？」
『うん、試験は問題ないよ』
「試験は…他に何かあったの？」
『あっ、いや。ただ声を聞こうと…』
バコッ
『いってー！』
ﾋﾞｽｹ〈いくじなし〉念文字
ﾊﾟｸ「誰かいるの？」
『うん。あ、ビスケって言ったらパクは分かるんだっけ？』
「あっ、修行してもらってた人ね」
『そうそう。その人と今話してて、その…』
「どうしたの？」
『あのさ、パクに変なことしたことある？』
「へ、変なこと？」
『その…キ、キs…ﾊﾟｸ「あ、そうだわ！」
ﾊﾟｸ「私今から用事あるんだった！
何か分からないけど、マチに聞くといいわ」
かけ直すと言い、電話が切れた
隣を見ると、ビスケが爆笑している
文句を言ってやろうかと思ったら電話がなった
早すぎるだろ、近くにいたんだな
『もしもし』
ﾏﾁ「Aかい？」
『うん。元気？』
「普通だよ。Aがいないのが寂しいけどね」
『そっか、ゴメンね』
「良いんだよ、頑張ってるんだし。で、聞きたいことがあるんだって？」
『あのさ…もしかして、マチにキスしたことある？』
ゴトン←マチが携帯を落とした音
『もしもーし』
「ごめんごめん、驚いて」
『何も知らなければ無視してって言いたかったんだけど、その感じだとあるっぽいね』
「そう…だね」
そして、宴会のときの説明を聞き、そこからひたすら謝るA
「そんな大丈夫だって」
『だって、嫌な思いしたでしょ？』
「驚きはしたけど、嫌とは少しも思わなかったよ。それに、アタシが良いって言ってるんだから」
『なら…ありがとう』
「帰ったらまた試験の話とか聞かせなよ？」
『うん。またね』
通話を切ってホッとする。
宴会があった次の日からの生活で、マチもパクも普通に接してくれていた。あの時に嫌われなくて良かったな…
そんなことを思っている一方、隣ではずっと爆笑しているビスケ
『笑いすぎだって』
「笑うなって方が無理だわさ！！」
その日はその部屋で入浴と睡眠を取り、制限時間までビスケと過ごした。
４年近くもの間は、話を尽きらせることはなかった
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作者名：コウ | 作成日時：2017年7月21日 16時
