好きよ好きよも嫌のうち【名探偵コナン】

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私は、その日事件を求めて街中を彷徨っておりました。←

だってネタ切れなんですもん。

新作の続編出すの大変なんですもん。







そんなこんなで、もちろん毛利探偵事務所を避けて歩き続けること１０分。

私が目にしたのは。









『‥‥おう、灰原哀ちゃんじゃあないですか』









ツンデレヒロインこと、灰原哀ちゃんでした。

‥‥ちなみにですが、私はヒロイン推しなのです。

あの推理バカとかロリ顔とかスパダリなどには全く興味がないのです。







目の前の灰原ちゃんは、何かを探しているようでした。

ふと、私も辺りを見回すと、私の足元に、【ビッグ大阪】のキーホルダー。

‥‥探し物はこれですね。









『そこの貴女、少しいいですか？』

「っ、‥‥なに？」









少し警戒されながら返事されました。

あの眼鏡のクソガキなら微塵も傷つかないのですが相手は灰原ちゃん。

心に深い傷を負いました。









『貴女が探しているのはこれでは？』

「‥‥！そうよ、ありがとう」









安心したように微笑む灰原ちゃん。

ありがとう、まいえんじぇる。←









「‥‥貴女、ここら辺では見かけない人ね」

『あぁ、最近引っ越してまいりました。

藤堂Aと申します』

「‥‥灰原哀よ。よろしくね、藤堂さん」









‥‥メーデー、メーデー。

誰かお助けください。







哀ちゃんが私の名を呼びました。

天に召されるレベルでヤバいのですが。







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