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八話 ページ10

A視点



あの後、朝まで夜通し飲んだ。だが、全く酔わなかった。

どうやら、俺の体内でアルコールを浄化してしまうらしい

口に含んだまま待ってみたら、十秒ぐらいで普通の水に戻った。



朝起きてきたレイに、酒樽の山を見て呆れられた。そして驚かれた。



レイ『……どこにあったんですか此の酒樽』



A『天界から持ってきた、天使仕込みの一級品だぞ!

貯金は無駄にあるし、休暇の為にたくさん買っといた奴。おつまみは干し肉!』



レイ『どこに頼んだんですか!?』



A『郵便専門の部署。それよりも、朝飯は食べないのか?

俺に食事は必要ないが、お前には必要不可欠な物だろ?』



昔は俺にも必要だったけどな。つい数か月前まで、人間で男だったしなぁ……



レイ『そうですね、軽く朝食をとりましょう』



レイは、珈琲と食パン一枚という簡単な朝ご飯を用意して食べた。



A『お前、珈琲派だったんだな。俺は紅茶派だ。珈琲苦い』



レイ『子供じゃないですか』



A『俺、生まれて数か月目なんだけども』



レイ『私も二年目何ですけども』



A『……マジか』



レイ『はい。

さて……これからやる事を簡単に纏めましたので、どうぞご覧ください』



A『何時の間に……』



渡された紙に目をやると、其処には箇条書きで、これからのやる事纏められていた。



・保護する対象、中島敦にどうにかして近づき、接触を図る。

・このあたりの地理を把握し、情報も手に入れる。ある程度の人脈も築く。

・人に馴染むため、常日頃から羽を隠して過ごす。

・貴女は子供っぽいから、子供に化けて出てください。



A『……なぁ』



レイ『なんでしょう』



A『最後、無理在り過ぎじゃないか?』



レイ『貴方ならいけるでしょう?』



A『いや行けるけども!それでも!!理由酷くない!?』



レイ『事実を述べたまでです』



……最近、俺の部下が毒舌になってきてる。誰か助けて。割と切実に。

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設定タグ:文豪ストレイドッグス , 転生   
作品ジャンル:アニメ
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鈴の音(プロフ) - 博識のうさぎさん» 私に文才はないし、黒歴史を見られたこの絶望感よ…… (2017年11月15日 22時) (レス) id: 787e58ff6d (このIDを非表示/違反報告)
博識のうさぎ(プロフ) - 文才欲しい(*´∇`*)     黒歴史ほとんど見たお (2017年11月15日 21時) (レス) id: f6f586254a (このIDを非表示/違反報告)
鈴音(プロフ) - 響さん» 返信遅くなってすみません!そうです、別ですね。分かりにくくてすみません…… (2017年8月3日 8時) (レス) id: 787e58ff6d (このIDを非表示/違反報告)
- 番外編と本編は 別々 ですよね? (2017年8月2日 22時) (レス) id: 97b1ec965e (このIDを非表示/違反報告)
鈴音(プロフ) - 無銘@喘息さん» わかりました!番外編、書かせていただきます!コメント有難うございました! (2017年6月21日 6時) (レス) id: 787e58ff6d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鈴音 | 作者ホームページ:   
作成日時:2016年12月26日 18時

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