三十二話 ページ40
A視点
ギルドの奴らは客間に案内され、ナオミが不本意そうにお茶を運んでいく。
社長はギルドの長……フィッツジェラルドの対応しているし、あ、俺はと云うと……
やっぱり本だな!!日本語書けるようになりたいし。元日本人だからな、一応。
いま思いっきり西洋の天使だけど。人間ですらないけど。
話し終わったぽいので、賢治が迎えに行く。さて、そろそろ帰るか。
A「明日用事あるからもう帰るね。バイバイ。暫く探偵社来れないから」
そう告げて、本と椅子をポケットに入れる。
国木田とか潤一郎はポケットに何か言いたげだが気にしない。天使に常識求めたら駄目だぞ?
敦「な、こんな忙しい時に何で!?」
うーん……
A「上からの命令、かな。僕も上司には逆らえないんだよ。
ほんとーにあの三大天使ときたら……!こんな大事な時に呼び出しちゃってさ!」
ポケットから羊皮紙を出して、手をかざす。天使の凄さ、見せてやんよ!
A『我、清き存在なり。我、人知を超えし者なり。我、大いなる者なり。
守護対象についての報告、此処に纏められし。汝、責任をもってラファエル殿に届けよ』
ラファエルって守護天使の監督らしいね。レイに云われて初めて知った。俺の上司。
そんな事を思ってると、羊皮紙は真っ白な鳥に変わって、空高く飛んでいく。
窓の方に手を振る。
A「まぁ、一日ぐらいで終わるから。ばいばーい。家には僕の部下居るから。毒舌だけど。
そいつに云えば大体わかるよ。毒舌だけど」
太宰「そんなに毒舌なのかい?」
A「腹を貫かれたことが軽く見える位、胃が痛くなる毒舌だよ?」
そう言って遠い目をして、胃薬を前に出す。太宰には察した顔をされた。
そのまま家に帰ると、メイク道具と正装を持ってにじり寄ってきた。
A『おおおおお落ち着け!早まるな!』
レイ『大丈夫です!すぐ終わりますから!』
A『女子の直ぐは信用できない!これ常識!』
レイ『長い時を生きる私達にとっては些細な事ですよ』
A『やめろ……やめろぉぉぉぉォォォォォォ!!!』
結局メイクして正装着せられ、もう心が折れそうです。
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次は天界から始まります……作者は寝ます……
ラッキーアイテム
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あずきいろ
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西 - この方角に福があるはずです
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鈴の音(プロフ) - 博識のうさぎさん» 私に文才はないし、黒歴史を見られたこの絶望感よ…… (2017年11月15日 22時) (レス) id: 787e58ff6d (このIDを非表示/違反報告)
博識のうさぎ(プロフ) - 文才欲しい(*´∇`*) 黒歴史ほとんど見たお (2017年11月15日 21時) (レス) id: f6f586254a (このIDを非表示/違反報告)
鈴音(プロフ) - 響さん» 返信遅くなってすみません!そうです、別ですね。分かりにくくてすみません…… (2017年8月3日 8時) (レス) id: 787e58ff6d (このIDを非表示/違反報告)
響 - 番外編と本編は 別々 ですよね? (2017年8月2日 22時) (レス) id: 97b1ec965e (このIDを非表示/違反報告)
鈴音(プロフ) - 無銘@喘息さん» わかりました!番外編、書かせていただきます!コメント有難うございました! (2017年6月21日 6時) (レス) id: 787e58ff6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鈴音 | 作者ホームページ:
作成日時:2016年12月26日 18時