二十三話 ページ28
A視点
サブタイを考えるのが一番しんどい、文才が無いと嘆いてる作者の代弁をしたAだ。
本当に、何言ってんだろうな。前からそんなの分かり切ってるのに。
……と、作者の事なんてどうでもいい。取り敢えず今は、これだけ言わせてもらおう。
A「クレーンゲームって難しいね。これを一発で取るとか、守護対象君、君本当に人間?」
敦「貴女の方が人間じゃないですよね。色んな意味で」
A「何?太鼓の達人の鬼をフルコンした事?僕が天使な事?」
敦「どっちもですよ!?」
そんな感じで、和気藹々と茶番をしていると。
鏡花「欲しい人形が手に入った……」
鏡花がそう云ったので、俺は出来るだけ無邪気な笑顔を作って答える。
A「よかったね!次何する!?」
敦(う〜ん……一番子供っぽいのって、Aちゃんだよなぁ……)
ここで一言。久し振りのゲーセンって……こんなにも楽しい物なんだな。
そこから、色々な所を巡って行った。鏡花が行きたいと云ったところ全部を。
公園では鳩に餌をやり、餡蜜を食べ、遊園地に行って観覧車に乗った。
そして、今。鏡花が最後に行きたいと云ったところについて行っている。
俺は、鏡花の隣でにこにこと笑っている。
いっつも笑顔は絶やさない。日本人の常識だね!(大嘘)
そして、向かっている途中に、鏡花にだけ聞こえるような声で言う。
……いや、通常の声で云っても、めっちゃ疲れてる敦に聞かれる可能性は低いけど。
A「これで、良いんだね?後悔は、無いんだね?」
これは、天使としての俺の心。
未だ洗礼は受けていないが、これでも懺悔の天使である。
……中身人間だけど。生粋の人間ですけどね!
鏡花は驚いたようにこっちを見て、少ししたら落ち着いた様子で、呟いた。
鏡花「うん……もう、大丈夫」
A「……そう?」
其処で、会話は終わった。何故なら――――
鏡花「あそこ」
鏡花が指差したのは、軍警の屯所。敦は目を見開いて驚いている。
俺は後ろに下がり、姿と気配を消す。
敦の背中の高さまで飛んで、敦と鏡花の会話を眺める。
そして。
俺の腹は、羅生門に貫かれた。
敦にも少し届いたが、原作でも虎の治癒能力が働いていたのだ。大丈夫だろう。
それよりも、だ。
ナニコレ痛いーーッッ!!わかってたけどやっぱり痛いーーッッ!!
あぁ……死ぬわこれ……死なないけど……いてぇ……
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
190人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
鈴の音(プロフ) - 博識のうさぎさん» 私に文才はないし、黒歴史を見られたこの絶望感よ…… (2017年11月15日 22時) (レス) id: 787e58ff6d (このIDを非表示/違反報告)
博識のうさぎ(プロフ) - 文才欲しい(*´∇`*) 黒歴史ほとんど見たお (2017年11月15日 21時) (レス) id: f6f586254a (このIDを非表示/違反報告)
鈴音(プロフ) - 響さん» 返信遅くなってすみません!そうです、別ですね。分かりにくくてすみません…… (2017年8月3日 8時) (レス) id: 787e58ff6d (このIDを非表示/違反報告)
響 - 番外編と本編は 別々 ですよね? (2017年8月2日 22時) (レス) id: 97b1ec965e (このIDを非表示/違反報告)
鈴音(プロフ) - 無銘@喘息さん» わかりました!番外編、書かせていただきます!コメント有難うございました! (2017年6月21日 6時) (レス) id: 787e58ff6d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:鈴音 | 作者ホームページ:
作成日時:2016年12月26日 18時