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二十話 ページ25

A視点



……脈絡も何もなしに、結論だけ言おう。

俺は今、ゴスロリ衣装に可愛い小悪魔メイクをさせられてます。子供の方で。



A『……なぁ、一つ聞いて良いか?』



レイ『……可愛い女の子の言葉使いだったら耳が受け入れるかもしれません』



落ち着け、俺。殴ってはいけない。憤怒は七つの罪の源の一つだ。怒ってはいけない。

こうなった経緯を思い出しながら、ゆっくりと怒りを収めるんだ。



事件は、今朝に遡る。



俺は、昨晩珍しく寝て、珍しく早起きをして、(やり方を知ってから)

珍しく実体化をして朝ご飯を食べた。

レイがこっちをじっと見てくるものだから、何か?と聞いた。



レイ『……私の趣味を知っていますか?』



A『知らん。そして嫌な予感がする』



レイ『私はメイクなどを他人に施すのが大好きです!!ロリショタお姉さんお兄さん大好きです!

其処で!A様、貴方は確か……綺麗なお姉さんと可愛いロリータの姿になれましたよね?』



A『……』



俺は無言で席を立ったが、時すでに遅し。簡単に取り押さえられ、

レイは俺のポケットからメイク道具やゴスロリ衣装を出した。

因みに、この時は、俺の頭で危険を知らせる本能的な物が、警告の鐘の音をガンガン鳴らしてた。



レイ『このポケット、天使だけ扱えるんですよねー。人は無理ですけど。

非物化も天使には効きませんよ?さぁ……大人しく私の玩具になってもらいましょうか!』



A『ファーーーーー!!??嫌だよ気持ち悪い!助けて―!!』



此処で、冒頭に戻る。



結論を言うと、うん、やっぱり殴るわ。



拳を振り上げ、レイの頭めがけて思いっきり振り落とす。

そして、その拳は見事クリーンヒット。レイは痛みに悶えている。



A『……部下のとんでもない趣味を見ちまったぜ……ん?ヴァイオリン?』



メイクを出した時に、一緒に出してしまったであろうヴァイオリンを拾い上げ、

弾いてみたいなー、と、小声で云う。



レイ『そうですよね!美少女に可愛い楽器は付き物ですよね!覚えさせますよ!絶対に!

……十分で!』



A『はぁ!?んなもん出来る訳が……!!』



レイ『出来る出来ないじゃない!遣るんですよ!』



宣言通り、俺は十分で女の子らしい楽器の弾き方を覚えた。

レイは凄いな。嫌がる俺に対しても覚えさせられたんだから。



そして、その日は着替えて寝た。色々と疲れた……

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作品ジャンル:アニメ
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鈴の音(プロフ) - 博識のうさぎさん» 私に文才はないし、黒歴史を見られたこの絶望感よ…… (2017年11月15日 22時) (レス) id: 787e58ff6d (このIDを非表示/違反報告)
博識のうさぎ(プロフ) - 文才欲しい(*´∇`*)     黒歴史ほとんど見たお (2017年11月15日 21時) (レス) id: f6f586254a (このIDを非表示/違反報告)
鈴音(プロフ) - 響さん» 返信遅くなってすみません!そうです、別ですね。分かりにくくてすみません…… (2017年8月3日 8時) (レス) id: 787e58ff6d (このIDを非表示/違反報告)
- 番外編と本編は 別々 ですよね? (2017年8月2日 22時) (レス) id: 97b1ec965e (このIDを非表示/違反報告)
鈴音(プロフ) - 無銘@喘息さん» わかりました!番外編、書かせていただきます!コメント有難うございました! (2017年6月21日 6時) (レス) id: 787e58ff6d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鈴音 | 作者ホームページ:   
作成日時:2016年12月26日 18時

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