【文スト】何故か六つ羽の天使(♀)に生まれ変わったんだが。

十三話 ページ15

A視点



やっちまった……あの話の途中で怒りだすとか、どんな気違いだよ……

太宰さんの俺を見る目が冷めてるよ……敵だと認識されてるよ……



大体、神様の事になると見境が亡くなるんだよ……口が勝手に動いたんだよ……

あの後笑顔を取り繕ったけど意味ないよ……これ＼(＾o＾)／だよ……



A「……あとね、ウリエルって云うのも、聞き取れる様に言ってるだけで、本当は、『ウリエル』だよ？」



ウリエルの部分だけ天使の言葉で話すと、太宰さんは僅かに反応した。



A「ほら、聞き取れなかったでしょ？だって天使の言語だもの。信じてもらえた？」



何で流暢に日本語話せてるんだよ(嬉しいけど)……口も勝手に動くし！！今日は厄日だな……

天使って云うより悪魔に近い気がするなぁ……ていうか、さっきから嫌な予感がする。



レイ『……何をしてるんですかねぇ……？』



A『ﾌｧーーーーー！？レイ！？レイなんで！？』



レイ『買い出しに来てみれば？妙に人が近づかなくて？浄化された聖域に？見慣れた気配を感じましたので？』



A『レイ、待って。怒らないで。聖域とか作った覚えないの。

レイの本名ぐらい覚えてないの。だから、怒らないで』



レイ『レイディーですよ！！作者も忘れかけてましたよね！！見直しに行きましたよね！！

……其れは置いておいて。

守護する対象にはですね？姿を消して、こっそりと着きまわっとけばいいんですよ』



A『成程。明日から着きまわっとくよ』



敦「何故か悪寒が……」



A「あとね、レイ。日本語が流暢に話せる様になりましたー！

レイも聞き取るだけならできるんでしょ？」



レイ『まぁ、どんな言葉も、聞き取るだけなら……話せるのは天使の言語と英語です』



A「へー。あ、じゃあね守護対象君。

……あと包帯ぐるぐる巻き君。また今度、君達が死にそーになった時〜♪」



手をヒラヒラ振って、飛んでいく。レイも隠していた羽を出して飛ぶ。



もう、さっきの会話、黒歴史確定だよ……

あと、敦君。勝手に憑いとくから気にしないでくれ。

姿と気配消しとくから。其れで我慢してください。お願いします。

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