Story 08 ページ10
「ヨコハマに着いたわけだけどさあどうしようか」
ヨコハマディビジョンに到着したAは腕を組みながらこれからどうするか考える。左馬刻は乱数とは違って泊めてくれないだろうと考え、今日泊まるホテルを探しながらどこに左馬刻の居そうな場所を思い浮かべる。
「ったく…人使いが荒いんだよあの馬鹿は」
「…おや？おやおやおや？」
ふと声がする方を見ると偶然左馬刻と同じチームの入間銃兎が喫煙所でタバコを吸っていた。タバコの煙を吐きながら同じチームのリーダーの愚痴をこぼしているのを聞いたAはこれは良いタイミングだ、と思い煙臭い喫煙所まで向かう。
「こんにちは、お巡りさんっ！」
「……よく私が警察だと分かりましたね？」
「ふふっ、仕事の関係上こういうのはよく知ってるんだよ？」
「なるほど、つまり貴方はハッキングまがいの事を行っていると警察の私に自ら教えてくれたんですね」
「やだなぁ…そんな事しなくても手に入る情報だよ〜」
「…ま、今回はいいでしょう。今日は非番なので。で、私に何か用でしょうか？」
目の前の男はタバコを吸うのを止めず再び煙を吐きながらAに尋ねる。Aは非喫煙者のため、煙臭い喫煙所に慣れておらず、少し咳き込む。それを見た銃兎はああ、すみません。と言うがタバコを吸うのを止めるつもりはないのが見て分かる。
「けほっ…んー、貴方に用は無いんだけど貴方のチームのリーダーに用事が有るような無いような…」
「どっちだよ」
「ぶっちゃけ突撃隣のメンバーさんしてるだけだよ！」
「分かりやすい説明ありがとうございます」
「絶対感謝してないよねお兄さん」
「そんなことないですよ？」
「うっそだー。ま、いいや。で、左馬刻の所に連れてってくれるの？」
「いいでしょう。しかし…タダでとはいきませんがね」
「えー、しょうがないなぁ」
そう言うとAは鞄からタブレットを取り出し、操作を行う。その後銃兎の連絡先を尋ね、その連絡先に操作を行っていた添付ファイルを送信する。
「これは……！」
「お兄さんなら喜ぶかなぁって思ってさ。今回は滅多にしないサービスだけど次からはお金頂くからねっ！」
銃兎に送信した添付ファイルの中身は様々な取引予定を記した文書だった。違法マイクの受け渡し、薬の受け渡しなどの予定が事細かに記されているのがわかる
「…よく手に入りましたね」
「こんなの朝飯前だよ？」
銃兎は添付ファイルをPCに送信するとAを車に乗せ、左馬刻の元へ向かった
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野猫 - 「Dirty Dawg」ではなく「The Dirty Dawg」ですよ。 (2018年9月2日 18時) (
レス) id: a9f7b101df (このIDを非表示/違反報告)
日暮(プロフ) - 埋夜冬さん» 誕生日でしたね……！基本アニメキャラは年を取らないのであれですが実際30歳になったと考えると30でこの姿か……やばい……ってなります笑私の周りもあまりいないので嬉しいです笑更新頑張りますね……！ (2018年5月31日 15時) (レス) id: eedfc20120 (このIDを非表示/違反報告)
埋夜冬(プロフ) - 銃兎さん誕生日ですね！おめでとう銃兎さん！29歳だって！ヤバいよイケメンなの変わらないよ好き。私の心はそう言ってます(笑)周りで分かち合える人いないのでつい言っちゃいました。更新楽しみにしてます。 (2018年5月30日 22時) (レス) id: 59284e1a90 (このIDを非表示/違反報告)
日暮(プロフ) - 埋夜冬さん» 初めまして！コメントありがとうございます！嫌なことがあっても銃兎さんにおねんねしてな！って言われたら即ｽﾔｧできるのほんとうれしい(？)です…wヨコハマ頑張って書きますね………！ (2018年5月28日 23時) (レス) id: eedfc20120 (このIDを非表示/違反報告)
日暮(プロフ) - 兎危@ゆっ家族さん» 言うの忘れていました……コメントありがとうございます！気長にお待ちいただけると嬉しいです……！ (2018年5月28日 23時) (レス) id: eedfc20120 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：日暮 | 作成日時：2018年4月29日 19時
