Story 01 ページ3
「今は…5時か。なら乱数の家に泊まるかなぁ」
スマートフォンに表示されている時刻を見ながらそう呟くA。今からシブヤディビジョンに向かうと7時くらいだろう、と頭の中で考えながら最寄りの駅まで向かう。もちろん乱数に連絡は取っていない。Aの中でアポを取るという選択肢はないのだ。
「乱数、家に居たらいいけど…ま、居なくても合いかぎ使って入ればいっかぁ」
乱数の家の最寄りに着くと、近くのスーパーでお菓子屋ジュースを買い、それを手土産に乱数の家に向かう。駅から徒歩およそ5分の場所にあるため、すぐに目的地である乱数の家に着いた。Aはインターホンを鳴らさずに扉を開ける。だが鍵がかかっていたためカバンから合鍵を取り出し、勝手に鍵を開け、乱数の家に入る。
「らっむだ〜!遊びに来たよ〜!」
「…誰だあんた?」
「…こっちこそ、君…あー!わかった、乱数の新しいチームの人だね!初めまして、僕は死ヶ埼A!君は…有栖川帝統、だよね?」
「なんで俺のこと…つか乱数の知り合いなら紹介しててもおかしくねえか。んで、あんたは乱数に用があってきたのか?残念だが乱数はまだ帰ってきてねえぜ」
「Aでいいよ、帝統くん。でもそっかぁ…まだだったらしょうがない。ご飯もう食べた?よかったら僕作るけど」
「いやいやいや!なんで勝手に台所借りるんだよ!」
「いや、だって泊まる予定だし、いつもしてるし…帝統くんは僕と乱数の関係知らないでしょ?なら口出ししなーい。ね?」
そういうとAは靴を脱ぎ、勝手に帝統の横を通りリビングに向かう。後ろから帝統が「ちょ、待てよ!」という言葉が聞こえるが無視をし、キッチンに入り、冷蔵庫を開ける。Aと乱数、そして帝統の3人分の食料はあるな、と確認する。
「よーし、Aくんに任せなさいっ!乱数お墨付きの美味しいご飯をつくってあげよう!」
「はぁ…?まあいいや。乱数が良いって言ってんだったら俺が口出しする権利はねえし。てかお墨付きってなんだよ」
夕飯に使う人参を持ちながらえっへん、というポーズをする。そして帝統をリビングのソファに座らせ、夕飯を作り始める
*****
乱数の家の場所とかねつ造です。まあ私が書く小説はねつ造いっぱい夢いっぱいなので……
ちなみに帝統はチームに加わってからずっと乱数の家に泊まってるという設定です。
そしてAが料理男子…まあそんぐらいしなきゃ何回も他人の家に泊まらないでしょうよ(多分)
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野猫 - 「Dirty Dawg」ではなく「The Dirty Dawg」ですよ。 (2018年9月2日 18時) (レス) id: a9f7b101df (このIDを非表示/違反報告)
日暮(プロフ) - 埋夜冬さん» 誕生日でしたね……!基本アニメキャラは年を取らないのであれですが実際30歳になったと考えると30でこの姿か……やばい……ってなります笑私の周りもあまりいないので嬉しいです笑更新頑張りますね……! (2018年5月31日 15時) (レス) id: eedfc20120 (このIDを非表示/違反報告)
埋夜冬(プロフ) - 銃兎さん誕生日ですね!おめでとう銃兎さん!29歳だって!ヤバいよイケメンなの変わらないよ好き。私の心はそう言ってます(笑)周りで分かち合える人いないのでつい言っちゃいました。更新楽しみにしてます。 (2018年5月30日 22時) (レス) id: 59284e1a90 (このIDを非表示/違反報告)
日暮(プロフ) - 埋夜冬さん» 初めまして!コメントありがとうございます!嫌なことがあっても銃兎さんにおねんねしてな!って言われたら即スヤァできるのほんとうれしい(?)です…wヨコハマ頑張って書きますね………! (2018年5月28日 23時) (レス) id: eedfc20120 (このIDを非表示/違反報告)
日暮(プロフ) - 兎危@ゆっ家族さん» 言うの忘れていました……コメントありがとうございます!気長にお待ちいただけると嬉しいです……! (2018年5月28日 23時) (レス) id: eedfc20120 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:日暮 | 作成日時:2018年4月29日 19時