-弟達にそんなもの贈った女を絶対に許さないと神と心に誓った俺だった- ページ3
〜引き続き回想〜
三郎)毎年毎年、飽きもせずに、この時ばかり友達面していい迷惑です。←
一郎)そんな事言うなよ、三郎。
きちんとお前の事を好いているから、くれたんだぞ。
三郎)……僕は、A兄のが欲しかったです。
昔に貰ったおかし、一番美味しかったので。
二郎)まぁ、そうだよなー。
兄ちゃん、料理もお菓子も人一倍好きだったし、俺達の半分以上兄ちゃんの料理で出来てて、舌も肥えてるしなw
一郎)まあ貰った物は全部食ってお礼をするのが礼儀ってもんだからな、ちゃんとお礼しなくちゃな。
わ、これは大きいな、割って食べるしか((ばきっ ……え?
三郎)どうしたんですか、一兄。
…うわっ…。
二郎)うげ…、なんだこりゃあ…。
=回想終了=
一郎)――――って感じで、俺のっつーか…ラッピング同じだったんだけど…俺と二郎と三郎のチョコレートの中に髪の毛と爪が入っててそれ以降、既製品しか貰ってねーんだよ。
貴)うっわ、食べれないじゃん。
なんでお菓子にそんな食べれないものを…非腐敗性の髪の毛や爪なんて貰っても困るし、お菓子にそんなもの入れるなんてひどい!!
お菓子への冒涜だよ、それ!
自分で言うのも何だが、めらめらと怒っていた。
二郎)(あ、怒る所そこなんだ。)
三郎)(僕たちの心配じゃなくて、先にお菓子侮辱されたところ怒るんだ。)
一郎)(兄ちゃんらしいと言えばらしいけどな。)
俺は怒っていたのだが数年前の事だし、誰も食べなかった(食べれなかった)との事なので落ち着いた。
三郎)だから…5年ぶりの手作りでとっても、楽しみにしてたんです。
今年はイケブクロ代表になったので、一気に知名度が上がってしまい、友達面してくる奴も増えて…。
二郎は呆れたように肩をすくめる。
二郎)そのまま、ダチになりゃいいだろ。
お前、友達いねーんだから。←
俺は何も聞こえません。
二郎が言った事なんて、何一つ聞いてない。
三郎だ友達いなくても俺がいるから大丈夫だし。
二郎のデリカシーのない発言に三郎が怒りをぐっと堪えた。
三郎)お前と違って、僕は僕の利益にならない友達なんて要らない。
周りはバカばっかりだからな。
若干こらえきれてないよ、三郎。
そんな三郎も可愛いので、俺は微笑ましくて頭を撫でた。
ご飯食べ終わったしね。
三郎)わ、A兄…。
貴)大丈夫だよ、三郎。
手作りのお菓子食べたいなら、素直に言ってくれればいつでも作ったげるから、今回は我慢な?
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紫音(プロフ) - 麗さん» 勿論知ってます! 漫画とアニメ制覇済みです♡ (2022年6月23日 5時) (レス) id: fe40c365c3 (このIDを非表示/違反報告)
麗 - キューティクル探偵因幡知っているんですか! (2022年6月23日 2時) (レス) @page38 id: 0e3d617791 (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - はくさん» ありがとうございますw まだまだ授業参観に行けるか分からないですけど、更新ペースをできる限り早める様に致します (2020年4月7日 2時) (レス) id: fe40c365c3 (このIDを非表示/違反報告)
はく - すごく面白いですね!続きが楽しみです!授業参観の話が早くみたいです。更新頑張ってください! (2020年4月6日 14時) (レス) id: 999f5a80a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫音 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/shionn/
作成日時:2020年2月12日 16時