-寝る前に二郎に笑われたんだけど？！ 磨けば光るよ！俺の体！！- ページ14
二郎)ちょっと、散らかってるけどどーぞ。
その後、二郎に案内されて、二郎の部屋へ躊躇なく入る。
ギターがあれば、サッカーの雑誌とかCDもある、一郎の部屋とは違うベクトルの好きがいっぱい転がってる。
これはベッドの下にも期待大だな。←
貴)わーい、二郎のベッドーw
もぞもぞと、ベッドの布団に潜り込んで、頭をだす。
うん、二郎の良い匂いする。
二郎)兄ちゃんさぁ、今部屋ないからこうして寝てっけど。
他の部屋でもこんな躊躇なく寝てんのかよ。
二郎が俺の横に入って、そんな事を言う。
別に何も緊張する事なんてないと思うんだけど、兄弟だし。
貴)一郎にはおいでーってしたくらいかな。
三郎にもおいでーってしてあげる予定ではあるけど。
二郎においでーってしないのはなぜかって？
だって二郎はそんな風に促さなくても
二郎)ん。
ほらね？ 促さなくたって、上手に素直に甘えられる子だもの。
俺のお腹に逞しい腕が回る。
背中に温かくて、大きな二郎の胸板が当たる。
二郎)ほんとだ、この大きさ抱き心地良いな。
耳元で二郎の低い声と吐息が当たる、俺耳弱いんだよやめてくんない？！←
貴)まぁあの一郎にもついに太鼓判を押させた位には自慢して良いと思ってる。
ぎゅ、とお腹に回る腕に力が入った。
ねぇこれって、俺寝返りできなくない？ 寝返りで疲れを取るって、テレビでやってたんだけど？
二郎)…お休み、兄ちゃん…。
まぁ、俺の可愛い二郎が満足そうならそれで良いか。
俺はため息をついて意識を手放した。
二郎)…。
…寝れない。
というか、兄ちゃんが無防備すぎて、心配で寝れない。
兄ちゃんはこの誘惑(？)と昨日戦ってたのか、逆に手を出さなかったのが凄いな。
俺が頭を抱える横では、可愛らしい兄ちゃんがすやすやと規則正しい寝息を立てて寝ている。
腹出てるし、その状態で身を捩ったら…それ以前に腹壊すだろ。
もうじっとしてろ、寝てるから腕を放したのに、放したら放したで好き放題しやがる。
安心しきって半分開いた口、首には俺の付けた噛み痕、俺が抱きしめるその体は存外細くて、少し力を籠めれば壊してしまいそうなくらい、小さかった。
二郎)…兄ちゃん、もう頑張らなくても大丈夫だからな…。
俺達はちゃんと生活できるようになったし、もう大丈夫。
これからは俺達が兄ちゃんを守る。
兄ちゃんの幸せの為にも…だから。
二郎)お休み。
どうか、誰のものにもならないで。
−＊−＊
次へどうぞ→
-おれ別にご飯に釣られた訳じゃないし！ 笑顔に釣られただけだし！！-→←-魔法使いにはなれなくてもハピネスチャージにはなれそうw-
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紫音(プロフ) - 麗さん» 勿論知ってます！ 漫画とアニメ制覇済みです♡ (2022年6月23日 5時) (
レス) id: fe40c365c3 (このIDを非表示/違反報告)
麗 - キューティクル探偵因幡知っているんですか！ (2022年6月23日 2時) (レス) @page38 id: 0e3d617791 (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - はくさん» ありがとうございますw まだまだ授業参観に行けるか分からないですけど、更新ペースをできる限り早める様に致します (2020年4月7日 2時) (レス) id: fe40c365c3 (このIDを非表示/違反報告)
はく - すごく面白いですね！続きが楽しみです！授業参観の話が早くみたいです。更新頑張ってください！ (2020年4月6日 14時) (レス) id: 999f5a80a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫音
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/shionn/
作成日時：2020年2月12日 16時
