-ちょっと動いたりすると、すぐ疲れちゃうんだけど、更年期かなぁ俺w- ページ37
ナチュラルに俺の髪の毛に指を通して俺の頬に添える寂雷、その顔は微笑んでいる。 マジかっこいいね！じゃなくてよ。
何、今のラップチームのリーダーは女に飢えてるの？ オラオラな時期なの？
どこかの風俗でオラオラしててくれる？ 俺に似た奴なんてこの世にごまんと…待って、銃創があるやつは滅多にいねえや、そこは特殊メイクで何とかしてくれ。←
そこへ「ただいまー」と声がかかった。
貴)！ っちょ、離れて、俺の可愛い弟が帰って来た。
俺はこれ幸いと寂雷の手から抜け出すようにキッチンを後にしようとすると、手首を掴まれた。
ねぇ、そこにある白滝を開いている方の手で投げて良いかな？ 俺可愛い弟に癒されたい。
寂雷)…………。
寂雷は何か言いたげだったが、時期尚早だと思ったのか、俺の手を開放する。
貴)おっかえり、二郎〜！
あー、二郎可愛い好き、大好き！
俺は突進するかのように二郎にダイレクトアタックして、すりすりする。
可愛い、俺の弟タイミング良すぎ可愛い…。
貴)(あと少しで、流されてキスしそうだった……。)
じろ〜っ！
二郎は俺の事を受け止めて、妙な顔をした。
二郎)兄ちゃん誰か来てるの？
貴)寂雷来てるよw
俺はもちろん正直に答える。
でもちゃんと、一郎に許可を取った経緯を話し、寂雷と二郎は挨拶を交わした。
二郎)んじゃあ、兄ちゃんの肩は…！
寂雷)うん、ほぼ治ってるからあとは少し安静にしていればすぐに治るよ。
相変わらずの驚異的な回復力は見習うべきところがあるねw
そして、俺の肩の話で盛り上がってる。
他の話題で盛り上がってほしかった、俺の世界一可愛い弟、俺の銃創のある肩、俺より心配してるよ。
貴)だって、心の籠った三郎の包帯だよ？(今は寂雷が巻いてくれたけど)
そんなの俺の細胞レベルの回復速度が比例して高まるのは当然だろw
思わず便乗してしまったが、ちゃんとすき焼きは火を入れたら食べられるようにしたので、俺すごい。←
だから、俺はソファに座った二郎に寄りかかってコーヒーをマグカップで飲んでいる。
二郎に身を預けるのって単純に安心する、安心すると眠くなる…そう、眠く…。
二郎)兄ちゃん、寝るならコップはテーブルに置いてからにしろよ。
貴)うん…。
意識が半分落ちかけながらマグカップをテーブルに置く、コップじゃないよ二郎可愛い。←
あ、どうしよう意識飛ぶ。
二郎)あっぶねぇ、床に頭から落ちる所だった…。
＊−＊−＊−＊
次へどうぞ→
-二郎と寂雷って珍しい組み合わせみたいな感じがする今日この頃-→←-人の目を見る事は、良い時と悪い時がある。 これは悪いような…？-
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紫音(プロフ) - ヤトさん» ありがとうございますw これからも頑張ります！！ (2020年1月9日 3時) (
レス) id: fe40c365c3 (このIDを非表示/違反報告)
ヤト - 続きが気になります、更新楽しみにしてます。 (2020年1月4日 22時) (レス) id: bd201871c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫音
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/shionn/
作成日時：2019年11月18日 3時
