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-一郎はお風呂で俺の覚えてくる言葉のチョイスを変えられないか考えてたとか- ページ14

二郎と三郎がお互いに干渉せずにのんびりしてたので、二郎にえいっと身を投げた。
「うっ」とか言ったけど、俺には聞こえない。


貴)あー、そうだ、じろー。
俺今日一郎の部屋で寝るんだよねー。
明日は二郎の部屋で、その次が三郎の部屋でって、ルーティンしていく感じになるから。
多分それが一番喧嘩しないでしょ。


二郎の上に馬乗りでマウントを取って、三郎の方にも聞こえる声でそう言う。


二郎)俺は良いけど。


三郎)僕も別に構いません。
二郎が先と言うのが聊か不満ではありますが、それで喧嘩してA兄が僕の部屋に来ないって言った方がもっと不満でショックなので。


ちょっと口をとがらせる三郎が可愛いなー、部屋行ったらいっぱい甘えさせてあげよう。
いっぱいぎゅーってしよう。


二郎)兄ちゃん、重くはないんだけどなんで俺の上?


貴)ソファを二郎が独り占めしてるから。
ソファと一体化した二郎を俺が独り占めするーw


二郎のほっぺたを良い子良い子する。
マウント取ると、情報源のお姉さんたちは二郎と同じような事を言ってくれたので、俺は雄の顔をしたものだ。


お風呂から上がった時って無防備で色気があるとか言うのは本当だと思う。
だってあともう寝るだけだし、自分を偽る必要なんてない、二郎色気あるわ。


貴)まぁでも、俺二郎を襲おうと思ったら、まず見えない筋力を使わないといけないし。
それを使うにもこの肩じゃあしばらくは無理だしなー。


二郎)兄ちゃん、俺兄ちゃんの事好きだけど、そう言う愛の表現は俺からするものだと思う←


え、何、抱いてくれんの?
俺抱かれる側になるの初めてだよ? 俺が大丈夫じゃないよ?


三郎)何馬鹿な事言ってるんですか、肩に湿布貼って包帯巻くので、A兄、こちらに来てください。


貴)(*・ω・)/ハーイ


三郎に呼ばれたので、三郎の前に背中を向けて座る。
三郎は慣れた手つきで湿布を貼ると、包帯を丁寧に巻いて俺の肩を固定した。


貴)痛くない。
凄いね三郎、プロ並みじゃん?


凄い凄いと、三郎を褒めると三郎は照れ臭そうに笑った。
三郎の照れ笑いはほんと俺の母性(?)を刺激するよねかわいい。
守ってあげたくなる。


三郎)こんなの、まだまだ…。
一兄に比べたらなんて事ないですよ。
見よう見まねで巻いてみただけなので、ちゃんと痛くないのでしたら良かったです。


ングゥ…ッ/////
世界よ、これが三郎の可愛さだ、思い知ったか(???)


貴)ありがとね、三郎w


−*


次へどうぞ→

-俺にとっての桃源郷って、弟達に囲まれたこの生活こそがそうだよなw-→←-俺ばっか怒られてるけど、俺一応一郎の兄貴なんだよ? 思い出して!-



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紫音(プロフ) - ヤトさん» ありがとうございますw これからも頑張ります!! (2020年1月9日 3時) (レス) id: fe40c365c3 (このIDを非表示/違反報告)
ヤト - 続きが気になります、更新楽しみにしてます。 (2020年1月4日 22時) (レス) id: bd201871c1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫音 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/shionn/  
作成日時:2019年11月18日 3時

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