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-可愛い弟の成長に俺は若干嬉しさを隠せなかった、にやけちゃうなーw- ページ43

一郎)(意味を知って言ってんなら、完全に兄ちゃんは掘られた事があるって事になるし…。
兄ちゃんは抱かれやすそうだけど、抱かれるタイプではないしな。 押しには弱いけど。←)
虫よけ付けるんなら、つけやすくしろよ。


一郎の言葉に、クスクス笑った。


貴)虫よけと言う名の噛み痕というwww


一郎)あんまり言うなら、付けねーぞ?


貴)二郎か三郎に付けてもらうからいいもんw


俺がそう言うと、一郎にチョップされた、なんで。


一郎)兄ちゃん、あいつら未成年。


貴)ソレ一郎も、当てはまる。


2人して笑っていると、二郎と三郎が布団を持って、降りてきた。


二郎)お待たせ、兄ちゃん!w


三郎)じゃんけんで負けた…っ!


どっちがどっちの布団を持っていくかで、揉めてたらしい。


貴)じーろーうーw
俺に噛み痕付けてみない?


一番からかったら可愛い弟に俺はそれを言う。


二郎)噛み痕って…兄ちゃん!////


怒られるかと思ったけど、二郎は俺の鎖骨を優しく噛んだ。


突然の事に、思考が停止して、反応が遅れたけど小さく「ひっ」と変な声が出たので、俺は戻ってきた。


貴)………へっ…?


二郎はちょっとその噛み痕を少し指でなぞった後、ぱっとそっぽを向いた。


二郎)い、言っとくけど、俺だってちゃんと男なんだからな。


貴)いや、そりゃ知ってるけど…。


からかって結局は一郎に付けて貰うんだろうな、と思ってたので、俺は不覚にもドキッとしたのだった。


貴)二郎も5年もすれば変わるのか…お兄ちゃん寂しい、三郎頭撫でさせてーw


可愛い弟は三郎だけだ、嘘、ごめん、皆可愛い、俺の可愛い弟は世界一。←


貴)ま、いいか。
良い虫よけになるでしょ。


三郎の頭を撫でながら、ぼんやりと言うと、三郎が理解が追い付いた様子。


三郎)あぁ、今日の事から虫よけを付けたんですね。
賢明だと思います、これでA兄は安全ですね、まあ付けたのが二郎と言うのは気に入りませんが。
消えそうになったら、言ってくださいw 今度は僕がつけてあげますねw


貴)うん…?


「意外と乗り気?」って目を一郎に向けたら、「兄ちゃん、俺に付けてもらう予定だったのにふざけてるから」って目を返された。


まぁ、良いけどさ。


俺に噛み痕付けたところで何の利益もないと思うんだよなー。
俺的には二郎の真っ赤になった可愛い顔が見れて、俺得なんだけど。


あー、弟が可愛すぎて辛いんだけど、だれか俺を助けてくれないかな。


*−*−*−*


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作者名:紫音 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/shionn/  
作成日時:2019年10月21日 1時

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