親父 ページ7
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そう、ドアの部を無意識に押しているともしらずに...
一郎「また少しでk(ガチャ)...?」
『あっ...』
キー)
部屋にはドアが開く音だけが響き渡り、兄弟そろって仲良く私の方を見た。なんだオイ、私を見るな...
『今日からお世話になります、色摩Aです』
一郎「あ、あぁ...アンタがA君か?君のお父さんからは聞いてる」
君?
『お、お世話になります』
すげー弟たち黙り込むやん...
『そういえば、二郎さんは私と同い年だった気がします。高校2年生ですよね?』
二郎「えっ....あぁ、まぁそーっすね」
一郎「A君は二郎のこと知ってるのか?」
『はい、各ディビジョンのメンバーのことは少しなら知ってます』
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夕飯____
二郎「うま!これ本当に色摩が作ったのかよ!?」
『疑ってるね〜?これでも家の家事はプロ並みだよ』
三郎「ふっ...二郎とは天と地の差だな」
二郎「っるせぇよ。でも、たしかに男が家事できたら周りからもモテるんじゃねーか。A、お前学校とかでモテんの?」
は?男?
三郎「二郎じゃあるまいしw」
二郎「お前はいちいち一言余計なんだよ!でもよ、Aは大人ってより顔が女の子だからなぁ...」
え、男に間違われてる?たしかに自分ジーパンとかしかはかないけど、流石に...えぇ?髪の長さだってそこらの女子と大差ないけど...
『あの、自分男じゃなくて女だけど...』
一郎「え?」
二郎・三郎「は?/え?」
『いや仲良しか!てか見て分かるでしょフツー』
一郎「いやでも、君のお父さんからは____
回想
父「じゃあ、ウチの子をよろしくお願いします。まぁ四捨五入すると男なんでコキ使ってやってください。外見あぁ見えて女子だけど中身ゴリラだから力仕事でもなんでもいいので、家事は手伝わせてくださいね。それじゃ」
一郎「は、はい(?)」
現実____
『あーんっの親父...今度会った時どないしてやろうか』
串刺しにと火炙りにして今日の夕飯の焼き鳥と一緒に並べたるわあの男。
二郎「え、じゃあやっぱり女の子だったの...?」
『当たり前だよ!言葉通り馬鹿力でゴリラだけど、これでも一応女子高校生です。それとアンタ、靴下脱ぎっぱなし!あと部屋の電気つけっぱなし』
二郎「ご、ごめん...」
『もうそれk...』
“「もうそんくらい出来るでしょ...!?なんでやんないのよアンタは」”
二郎「え?」
『えっ、あぁ〜なんでもない、ご馳走様。食器は台所の流しに置いておいてください。後で洗っておきます...食べ終わったら順番にお風呂に入ってきてくださいね』
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おたくちゃん - 面白いギャグ作品かな〜と思って読んでた私がバカでしたね...夢主ちゃんかっこよすギィ!! (2021年5月16日 20時) (レス) id: 210f23da0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:コーラ | 作成日時:2021年4月7日 2時