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番外編1 ページ33

夢主がめっちゃ山田兄弟と仲良しになってます


山田家にお邪魔してる



______________________________




「A、お前本当にそれ1人で食べんのか?」

「え、そうだけど……」

「……そうか」







スーパーで買ってきた箱のアイスを1人で食べ進める私を見て、はぁ……とため息をつく


『糖尿病になっても知らないからな』

なんて言ってくるもんだから、仕方なく1本一郎に渡した






「いや、ほしくて言ったわけじゃ……」

「これで糖尿病にならないもん」

「1本で変わるのか?」

「……さあ」





一郎と一緒にアイスの袋を開けると、ドタバタと足音が聞こえた





「Aがいる!!」

「だ、だからさっき言っただろ!?
その低脳な頭のせいで忘れたのか!?」

「なんだと、三郎!!」





この喧嘩にも慣れつつある





「またAさんアイス食べてるんですか?
いい加減本当に体壊しますよ?」

「私の体は半分アイスで作られてると思ってるから……」

「いや、そういう問題じゃ……」





うーん、どうも山田兄弟には心配ばっかかけてる気がする





「これ、2人にも1本ずつあげるよ」

「あ、ありがとうございます」

「これ最近出たやつ」

「お、二郎!
よくわかったね」

「バニラとチョコのやつだろ?」

「そうそう
あ、チョコの方がよかった?
……ごめん、チョコないわ」

「いや、別に」

「あ、じゃ、これ」






そう言って、私が食べる前だったアイスを二郎の口につっこむ






「ん!?」

「こっちのバニラもらうねー
交換交換」

「ちょ、それ、俺の食べかけ……!!」

「え、別にいいよ
気にしないし」





そう言ってアイスを口に入れると真っ赤になる二郎




「じ、二郎の食べかけなんて食べたら低脳になってしまいます!!
僕のと交換しましょう!!」

「ええ?」

「んだと、三郎!」

「本当のことを言ったまでだろ!?」

「こら、2人とも!!」






うーん、やっぱり変わらないなー……



でも、そんな空間に落ち着く私がいた

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作者名:山吹美咲 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2018年7月14日 10時

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