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story15 ページ17
車の中では、沈黙が続いた
「はぁ……」
「どうした、A
腹が減っているのか?」
そう理鶯さんが言うと
確かにお腹空いたなー
夕飯食べてないし
と、思い言おうとした瞬間
「んん、理鶯
彼女は別にお腹が空いているわけではないですよ」
「ただ疲れてるだけだ」
『そうだよな??』
と、威圧をかけるような視線をあててくる2人
「……え?」
まあ、その視線を当てられる私はガチでビビっている
いや、怖いでしょ
銃兎さんに関しては、もう本当悪い人の顔ってぐらいだよ
「そうなのか?A」
「は、はい
ちょっと疲れちゃって」
「ふむ、そうか
なら眠るといい」
そう言って、私の頭を理鶯さんに寄りかかる形に引き寄せられた
「え?」
「こうした方が眠りやすいだろう」
え、いや、逆に緊張して無理です
なんて言えるわけもなく、そのまま寄りかかる形でいた
最初は緊張していたものの、体温で体が温まっていったのか
いつの間にか眠りについていた
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