検索窓
今日:2 hit、昨日:6 hit、合計:76,411 hit

さあ頑張ってご挨拶 ページ14

総悟「ちょっと、旦那達のせいで怖がっちまったじゃねェですかィ。
ほら、A。この人達は大丈夫だから、ちゃんと挨拶しなせェ。」


総悟がそう言うと、Aは総悟の隊服を握りしめて、恐る恐るだがゆっくりと顔を出した。
なんだかんだで総悟には懐いているらしい。


男「よし!ここは、俺からだな!俺は坂田銀時だ。この町で万事屋をやってる。なにか困ったことがあったら、いつでも来ていいからな!うちの超優秀な社員達が、きっと解決してくれるぞ!」



この人はなんかヤバそう、色んな意味で。

素直にそう思う。


少年「ちょっと!また僕達だけに仕事させる気かアンタは!ちょっとは反省しろ、この腐れ天パ!

…あ、すみません。

僕は、志村新八です。銀さん、あんなことは言ってますが、やる時はちゃんとやるので安心してくださいね。いつでも来ていいって言うのは、本当ですからね。よろしくお願いします。」



この人は優しそうだし、普通に普通そうだ、メガネだけど←


少女「私は神楽アル!この江戸の町の女王様ネ!覚えておくヨロシ!君とは仲良くしたいネ!」



この子は、私より年下だろうか。
拾われて初めて女の子に会えたな。


総悟「A、もう俺は言いやせんぜィ。頑張って自己紹介しなせェ。」


4人の視線を浴びるが、Aは、総悟の隊服をより一層握りしめて意を決したように3人の目を見た。

その真っ赤な瞳で。







































「椎名……A……です…。
よ、よろしくお願いします!」
























やっと絞り出した言葉で簡単に自己紹介をした。
最後は早口になってしまったが。



しかし、3人は、今日見た中で1番の笑顔を浮かべてこう言った。























「「「よろしく!!」」」と。



Aの長い髪が、風に吹かれてなびいた。

魔法のツール→←感謝からの……



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (32 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
51人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:*kuro* | 作成日時:2019年6月9日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。