lyric.20 ページ21
「ほーん…成程ね…」と頭の中ですべてが繋がったA。
やっと探偵らしい推理ができそうだ。
リリネに「リリネちゃん、お酒もう1杯だけ飲まない?」と聞くと、快く了承してくれたので3人分頼ませてもらった。
「かんぱーい」とグラスを当てて、中のシャンパンを飲む。勿論三郎もAも本物ではなくジュースなのだけれど。
頼んだフルーツを食べながら、Aはリリネに話し始めた。
「リリネちゃん。」
リ「うん?どうしたのっ?」
「リリネちゃん、さ。もしかして漫画家だったりする?」
リ「…っ!うっ、うーん?どぅかなぁ…?え、てかなんで?」
「いやあ…少し気になってね。じゃあ聞くけどさ、これはあくまで俺の勝手な妄想。」
リ「は?」
「あるひとりの女漫画家がいました。その漫画家は凄い人気ですが、ネタを実体験しないと書けないような漫画家です。」
リ「ちょっ…」
「その漫画家の書いている作品はボiーイズラブ。でも都合よく見れるようなものじゃない。ましてや人に堂々と言える趣味でも無い。
だからあくまで女性がやっている男装ホストで、ネタを探しては漁っていた。
男性に聞くより、女性を見ている方がキュンとする仕草とかがわかりやすいから。」
リ「……」
「…ま、あくまで俺の勝手な妄「そうよ、あってるわよ!その通りよ!!」…やっぱりでしたか。」
金があるのは、売れっ子だから。
わざわざ男装ホストにしたのは、同性の方が接しやすいから。
まぁ漫画家だなんてAも最初は思わなかったし、正直意外な結末だけどが。
黙っていると、リリネから話し始めた。
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レイ - とても面白いかったです。頑張ってください。 (2018年6月15日 20時) (レス) id: d336b49e8b (このIDを非表示/違反報告)
蒼綟(プロフ) - 初めまして!作品が好きで、いつも見ています!これからも頑張ってください!そして、もし意図的なものならすみません、8話?かな?12任という所は12人ですか…?意図的なものだったら、本当にすみません! (2018年5月31日 22時) (レス) id: 9722960a7f (このIDを非表示/違反報告)
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