あのね4 ページ5
(独歩SIDE)※会話文多め
数十分前____
「あの…先生、俺がヒプノシスマイクを使ってテリトリーバトルをしているのはAには内緒にしてくれませんか?」
「……どうしてか、理由を聞いてもいいかい?」
ベッドで眠るAに視線を移す。
「Aは、優しいヤツです。俺が命をかけて戦っているなんて知ったら、止めるに違いない。でも……俺は……」
今度は、先生と視線をぶつけ合う
「……ヒプノシスマイクを投げ出すことなんて出来ません。俺はテリトリーバトルを、魂のやりとりを、やめるなんて気持ちは一切ありません……それどころか………いや、何でも無いです。とにかく、俺がシンジュクディビィジョンを脱けるだなんて、考えれません
……でも、そのことをAに言えば、Aには迷惑をかけてしまう……」
「…………つまり独歩くんは、Aさんに心配も迷惑もかけたくはない、ということだね」
先生の言葉に頷く。しかし先生の表情は固く、何処か納得していないようだった
「独歩くん、それは果たして彼女のためになるのだろうか」
「……でも、Aにはこれ以上ストレスをかけたくはない。また今回みたいに倒れてしまうかもしれません」
決意を込めて先生を見つめると、先生は諦めたように溜息を吐いた
「……分かったよ、君の希望通りに動こう。だけどね、独歩くん____」
_____隠し事は、その人との関係を変えてしまう。いい方にも、悪い方にもね
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ゆの@ヒプマイ - amroさん» 応援のお言葉ほんと嬉しいです!拙いながらも小説の世界に読者さんを引きずり込めたみたいでよかった……。最後まで読んでくださり、ありがとうございました! (2019年1月13日 14時) (レス) id: 6eb8088052 (このIDを非表示/違反報告)
ゆの@ヒプマイ - 新田(仮)さん» うわぁ〜!もったいないお言葉ありがとうございます!!私も書いていて美味しかった……笑笑。最後まで読んでくださり、ありがとうございました! (2019年1月13日 14時) (レス) id: 6eb8088052 (このIDを非表示/違反報告)
ゆの@ヒプマイ - めぐみんさん» 終わり方自信なかったので、そんな風に言っていただけて光栄の極みです!最後まで読んでくださりありがとうございましたm(_ _)m (2019年1月13日 14時) (レス) id: 6eb8088052 (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - 初めまして、コメント失礼致します。小説最後まで読みました。独歩と主ちゃんの関係が最高で中々素直になれない2人を無意識に応援しながら読んでました。これからも応援しています。 (2019年1月13日 11時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
新田(仮) - んんんんんん()ラストめちゃよかったです…… 夢主たそのお母さんとの関係とか、夢主たそとどっぽっぽの不器用なかんじとか……めちゃ美味しかったですありがとうございました() お疲れ様でしたァァァァッッ(´ω`*) (2019年1月13日 8時) (レス) id: c6b51169dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆの@ヒプマイ | 作成日時:2018年12月8日 13時