【ヒプノシスマイク】ちょっと落ち着きません？part3

story66 ページ6

｢実は気になってたことがあるんです｣

｢え？｣

｢昨日はシブヤに行ったんですよ｣

｢……？
そうなんですか？｣

｢えぇ
そこであなたらしき姿を見たんです｣

｢え？｣

｢メイド喫茶で｣






銃兎さんがそう言った瞬間、冷や汗が流れ出した



いや、なんかやばい気がする





｢そ、そんなところに私がいるわけ……｣

｢じゃ、あれは私の見間違え……だと？｣

｢そうだと思います｣





私の目を見て、話す銃兎さん


本当は目を逸らしたかったけど、逸らしたら認めているように思われる気がして逸らせなかった






｢……そうですか｣

｢銃兎さんは、メイド喫茶に興味なんてあったんですね｣

｢たまたま行った先にメイド喫茶があっただけですよ
珍しいと思って見ていたら、扉の前にいたメイドがあなたにそっくりなものでして……｣

｢あ、あはは
そうなんですか
まあ、世の中顔が似てる人なんてたくさんいますもんね｣

｢確かにそうですね……｣





なんとかごまかせた


そう思っていたのに





｢なかなか可愛らしくて、ですね
店が終わった後、店長に聞いたら名前まで同じなんて……
本当すごい偶然ですね？｣





悪どい笑みを浮かべる銃兎さんに鳥肌がたった

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