【ヒプノシスマイク】ちょっと落ち着きません？part3

story67 ページ7

私は冷や汗ダラダラ



いや、絶対これは……バレてる……






｢しかも、店長も優しくてですね……
つい、会話が弾んでしまいました
点検中で暇だから、なんて言いながらコーヒーまでだしてくれて……｣





なにやってんの、あの人！？





｢私、初めてメイド喫茶に入ったんですが
なかなか可愛らしい内装なんですね、あそこ｣

｢そ、そうなんですか｣

｢壁に写真なんかも貼ってあって……｣

｢へ、へぇー……｣





それは、よく知ってます


なんて言えるわけもなく、ただ知らないです！とアピールをするしかなかった





｢店長と個人的に仲良くなれたんで、いいんですけどね？
店長とまた話すついでにあの方に会いたくなりまして……
なかなか可愛らしかったので、今度左馬刻と理鶯を連れていこうかと……｣





なんて爆弾発言するもんだから、思わず立ち上がって




｢左馬刻さんと理鶯さんは、行きたくないんじゃないですかねー！？｣

｢確かにそうですが……
あなたに似ていた、といえば来てくれると思ってですね……｣

｢流石に来ないと思いますよ！？｣

｢そうですかね……？
左馬刻も理鶯もあなたのことをなかなか気に入っているように思えたので、来てくれると思うのですが……｣

｢は、はは
それは、ないですよ｣

｢なにか焦ってませんか？
声がさっきよりも大きくなっているように思えますけど……｣

｢へ！？｣

｢それとも……｣






『行ったら困るようなことでもありますか？』



相変わらず笑みを浮かべる銃兎さんに私は何も言うことができなくなってしまった

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