【ヒプノシスマイク】ちょっと落ち着きません？part3

story80 ページ20

｢おい｣

｢……はい｣

｢……そう固くなるなよ
そんな状態じゃなんもする気にならねぇよ｣





いや、何する気だったの！？って言いたいけど……


言ったら、やばそうだから言わないでおこう







｢あのー……
ずっとここにいるんですか？｣

｢気分次第だな｣






この雰囲気にずっと我慢しないといけないの？


ずっと正座してるのもしんどいし


うーん、これはかなり神経がやられそう






｢おい｣

｢……はい｣





左馬刻さんって呼ぶ時


『おい』


なんだよね、毎回




名前忘れられてるのかな






｢お前、ちょっとこっち来い｣

｢は？｣

｢いいから｣






なんて横暴な……！




『何やってんだ、早く来いよ』

みたいな顔してるけど


こっちは、正座で足痺れてんの……！！






｢Aさん、どうかしましたか？
動きがぎこちないですが……｣

｢い、いえ……｣





ほら、こうやってやばい人が追加されるんだよ……！



なるべく普通に、普通に……




そう思っていたのに


銃兎さんが少し動いたな、と思った瞬間



足に強い痺れ




銃兎さんが足にあたった……というか、あてた





言葉にならない叫びに2人は笑いをこらえていた






……本気で腹立つな、この人達

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