【ヒプノシスマイク】ちょっと落ち着きません？part2

story54 ページ25

うーん、好みなんて知らないからなー……



冷蔵庫の中は、空っぽに近い


おおっと、これはピンチ




卵はあるから、オムライスは作れるなー……


ご飯を急いで炊き、もう一度冷蔵庫を見る



……我ながら、本当なんでこんな空っぽなんだろう


あ、でも野菜はあるな……



サラダでも作ればいっか




｢なぁ、何作ってんだ？｣



ひょこっと顔を出す帝統君




｢冷蔵庫の中身が予想以上に空っぽだったので
簡単なものですよ｣

｢へぇー……｣




ガン見してくるもんだから、手を動かしずらい




｢あんま見られると緊張するんですけど……｣




そう言うと

『気にしなくていいぞ！』

と返ってくる



いや、気にしますけど



あまりにもキラキラした目で見てくるから、変に期待されてないか心配になる




｢なぁ、なんでレタスお湯につけてんだ？｣

｢こうした方がシャキッとするんですよ｣

｢へぇー……｣





『意外とそうゆう知識あるんだな』

なんて言ってくるから、また睨みをきかせると

『だから、なんで睨むんだよ！？』

焦ったように言った




私のことをなんだと思っているんだろう、帝統君は……

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