【ヒプノシスマイク】ちょっと落ち着きません？part2

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幻太郎さんのお話は本当に面白かったけど、途中までしか記憶にない



話の途中で寝てしまったらしい




｢おしいことをしたな……｣




もちろん、幻太郎さんの姿はない


時計を見ると、朝の7時を回っていた


頭痛はましになったものの、熱を測ってみると38度





｢今日は休ませてもらうか……｣




電話をし、休むことを伝えると長文で返事がきた



風邪を引いた時は、こうした方がいい……てきなやつ




｢結局心配かけることになっちゃったな……｣




ちょっと後悔しながら、また布団の中に入り眠りにつく


……はずだった





アパートの階段をカンカンと上る音が複数聞こえた


こんな時間帯に珍しい……


なんて思っている時だった




ピンポーンと聞こえ、『は？』と思いながら体を起こした




隣の部屋？と思ったが、もう一度ピンポーンと鳴り


『あ、これは私の部屋だわ』


と呟き扉を開けるとガラの悪い集団





｢え、なんで……｣

｢乱数から聞いたんだよ｣

｢……行けなくてすいません
指切るのだけは、勘弁してください｣





真顔で答えると、銃兎さんは笑いをこらえ


理鶯さんは『左馬刻、指を切るつもりなのか？』なんて言っている




｢……んなことしねぇよ｣

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