日常その7 ページ8
「はぁ〜…急に人をモデルにし始めるのやめろよ。」
『メンゴ〜』
「思ってねぇだろ!」
思い出せば…彼奴が簓とグータッチした時もその状態で待たせて、一郎と喧嘩し始めたら動かさずにそのままにさせて、、何度か左馬刻をモデルにしてるな。
『見てみこのイラスト!』
「あ゛?……ってお前それ…」
『ふっふっふー、昔の左馬刻バージョンやー!』
私は今の前髪を下ろしている左馬刻じゃなくて、前髪を上げている左馬刻にアレンジして描いた。
うん。私的にはこっちがしっくりくるな。
「はぁぁ……お前ほんっと自由人だな?」
『おん!』
「左馬刻…Aさんとはどういう接点が…?」
「あー、昔一緒に居たやつ。知らんうちにどっか行ったから連絡もとってなかったんだけどな。お前どこにいた?」
『オオサカ帰っとったで!したら簓が先に帰っとって驚いたわ…』
結局T.D.Dが解散するまで左馬刻達と一緒になんとなぁく居ったけど、やはりオオサカが良いと思い帰ってきた。
「あぁ…彼奴はな…もう過去のことだ。」
そう言葉と煙草の煙を吐いて悲しそうな顔をする左馬刻。あんま触れへん方が良かったかな…?
『簓…ホンマどないしたんやろな…』
”自分が自分じゃないみたいだった”
なんて言ってた簓。意味が分からへん。
「んな事もういいんだよ。俺様は今銃兎と…そこに居る理鶯と組んでっから。」
『えっ…てうわぁぁ!?』
11人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:黒綺 | 作成日時:2022年11月3日 23時