日常その39 ページ44
「事情聴取です。署まで。」
『え。
……肉まん奢りでお願いします』
「はぁ……終わったら中華街行きますよ。」
『やったぁぁ!』
「(子供かよ)」
__警察署
「で?どうしてあんな事になっていたんですか?」
〜説明中〜
「……なんで勝手に建物の中入っちゃうんですか……」
『気になったから……』
「だとしてもです。子供ですか?」
『精神年齢診断したら13歳って出ました』
「はぁ……とにかく、もうこんな真似しないでくださいね。今回は、助かりましたが。」
『うーっす。』
半分話聞いてなかったけどまぁいっか
お説教嫌いやもん
「では、中華街、行くんですか?」
『行きます!!行く行く!』
「(子供かよ)」
__中華街
『オススメってあるんですか?』
「そうですねぇ…此処とか。」
『じゃー此処で!』
銃兎さんオススメの肉まんを聞きました。今日は彼の奢りです。
『人の金で食う肉まんうめぇ』
「最低なこと言わないでください。」
食べている私の横で呆れている銃兎さん。人の困り顔も絵になるな…。
『ん!ご馳走様でした!』
食べ終わると手を合わせて挨拶。うん。めっっっちゃ美味かった。
「そういえば、Aさんはどうしてヨコハマに?」
『ただのお出掛けですね。』
「なんと言いますか……はい。」
『ゑ』
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作者名:黒綺 | 作成日時:2022年11月3日 23時