日常その21 ページ24
『___♪』
「なんや鼻歌なんて歌って」
『イギャァァァァァ!?』
「なんやねん急に!」
楽しく仕事の漫画を書いていたら急に後ろから声を掛けられた。その声の主はもちろん盧笙で、彼は驚いて後ろに下がっている。
『バカッ!ビックリしたやろ!!』
「知らんがな!お前宛てに手紙来とるで。」
『え?私?』
盧笙に渡された手紙を開く。
” ”
……なんも書いてないんやけど。
怖ッッッッッッッッ!?
「差出人も書いとらんな。」
『ねぇヤダ助けて。』
「助ける言うたって…どないすればええねん。」
知らねぇよ考えろ(((
『ホンマ無理怖なってきた。この怖さで一つ漫画描けそう』
結局この手紙は放置することとなり、私は仕事を終えてご飯を作った。
…ごめん盧笙。塩と砂糖間違えた。
「甘すぎやろ……」
『塩と胡椒は思い切って大量に入れると美味しいんだよ。』←
「不健康が。」
〜数日後〜
” ”
『また届いた……』
これで何枚目やねん。
部屋には大量の何も書いていない手紙が。
なんか、捨てたら呪われそうだし捨てられずにとっておいていたけど……
流石にそろそろ多くなってきたな。
私はどつ本の皆を集めてヘルプを出すことにした。
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作者名:黒綺 | 作成日時:2022年11月3日 23時