めんどくさいので嫌です。 (ページ10)

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桜井「えっと…第7話ですっ！///」『お前は女子か。』ページ10

お昼のちょっとした一件から少し経ち、放課後。いまだに帰ってこない火竜には少し悪いと思っている。←と言ってもほとんど気にもとめていない

『はぁ…今日部活ないし、家帰ったらくそ兄貴と仲直りしなくちゃいけないし。……家に帰るのがこんなに憂鬱なのは久しぶりだよ。』

乱川「初めてじゃないのな。」

ゆず「わりと頻繁に起こってたからね。昔は。」

津田「いや、お前なんで居んだよ！3組だろ！」

うん、私もそれ気になってた。

栗山「お前がいつも部活に遅れてくるから、わざわざ迎えに来てやったんだよ。この馬鹿が。」

何故にそんな喧嘩腰。いつものことだが……

津田「あ"あ"？」

めっちゃドスきいてるー。これは津田元ヤン説浮上だね。

栗山「ねえA。今度家に遊び来ない？一人暮らしだから誰も居ないし大丈夫だよ。」

……ごめん何が大丈夫なのかさっぱりわからない。そして今、こっちに来るな。

津田「てめぇ俺無視してなにAのこと誘ってんだよ！このマイペース色気振り撒き男！！」

栗山「え、誉め言葉にしか聞こえない。」

『たしかに、誉め言葉入ってるよね。』

津田「あ"あ"？入ってね…」

乱川「はいはい！そこまで！部活に間に合わなくなっちゃうから、いくよ！」

ガシッズルズルズルズル

津田「てめっ離せ！引きずるな！色々といてぇよ！！」

栗山「少しは静かにしてみたら？」

津田「あ"あ"？」

oh……シュール。

『…あ、忘れてた。めっちゃ嫌だけど、死ぬほど嫌だけど、火竜に謝るより………いや、火竜に謝る方が嫌だわ。』

ゆず「謝ってやんなさいよ。そしていい加減帰れ。」

『分かった帰る。だが謝らない。ばいばい。』

トコトコトコトコガラッバタンッ

～NOside～

ゆず「A……火竜が可哀想すぎて私、私……………笑いがこみあげてくる。(ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ」

柏木「可哀想だと思ってないね。」

桜井「そんな火竜君が可哀想。」

ゆず「あんたたち居たのね。」

桜井「ガーーン。(泣)」

柏木「うん。いたよ。最初からね。」

ゆず「気づかなかったわ。」

柏木「君のそういうとこ嫌いじゃないよ。好きでもないけどね。」

ゆず「別にあんたに好いてもらおうなんて思ってないわよ。」

桜井「な、仲良く…しよ？ね？(汗)」

柏木/ゆず「ん？/は？」

桜井「ヒッ…」

結論…可哀想なのは桜井。