【忍たま】星の瞬く間に間に

一筋 ページ3

「六年生」


ここは忍術学園


人里離れた場所にあるここは


そう呼ばれている


忍者を育成するため


彼らは傷を自らこさえる


そんな彼らの中で


「はい」


最も曲者とされている


最上級生


その中でも


一際陣を抜く者たち


潮江文次郎


「はい」


立花仙蔵


「はい」


中在家長次


「はい」


七松小平太


「はい」


善法寺伊作


「はい」


食満留三郎


「はい」


以上、六名＿＿＿


「我々、忍術学園の傘下にある籤村(ﾋｺﾞﾑﾗ)が賊にやられ、崩壊した」


「籤村が…」


食満留三郎が声をあげた


彼は先日、道具の修復に籤村を訪れていたのだ


「まさか…そんな昨日の今日で…」


付添人としてついていった善法寺伊作も、冷や汗を垂らしていた


「…相当な使い手たちが集まっているのであろう。背後に注意しつつ、先生方と復興に当たってほしい」







「はっ」

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