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□3. ページ4

「い゛っィだァぁ゛ァァァゥ゛ぁァァ゛!!!!!!!!!!」






あまりの痛さに私は人生で1番大きな声を出して叫んだ。バタバタと走ってくる音がする。





「どうした!A!!」




左目を手で抑えて泣いている私を見て、兄貴は血相を変えてこちらによってきた。




「大丈夫か?!今救急車呼ぶからな!」




焦りながら救急車を呼んでいる兄貴は、本当に私の心配をしてくれているみたいだった。





(痛い…………けど、っ、







兄貴が、私の心配をしてくれた…………?)





私を見て、





私のために焦ってくれている。







それだけで、私は舞い上がった。



左目は涙が傷に染みて痛いし少し血が出てるけど、

それ以上に兄貴が私を見てくれていることが嬉しくて、口角が自然に上がった。






「よし、すぐに救急車が到着するそうだ…


それで、一体何があったんだ?A」







「えっと、…………」




嬉しさに浸ったのも束の間、こうなった理由を説明しなければならない。




だけど、実は私は兄貴の弓道道具に触ってはいけないことになっていた。
だから、このことを言えば兄貴は怒るだろう。










(っ、でも、兄貴なら、許してくれる………?)






淡い期待を抱いて、兄貴に全てを話した。




「でも、わざとじゃないの!だから____」





その瞬間、頬に強烈な痛みがきた。

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葉月(プロフ) - るつさん» コメントありがとうございます!今回はちょっと夢主がヤンデレメンヘラみたいな子なので、、笑 表現とか丁寧に修正しながらつくりました!更新頑張ります! (5月14日 13時) (レス) id: adc3152580 (このIDを非表示/違反報告)
るつ(プロフ) - わ〜…!!もう表現の仕方とか言葉選びとか全て大好きです…!!!二階堂とのちょっとぐちゃぐちゃな関係とか最高です…!笑更新楽しみにしてます!無理のない範囲で頑張ってください!! (5月11日 19時) (レス) id: b73383e552 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:葉月 | 作成日時:2023年4月24日 22時

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