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次第に、兄貴は弓道ばかりになってしまった。
私は半ば放置されていたのだ。
なんとか兄貴の気をひこうとするも、全て失敗……
そしてある時から、兄貴は変わってしまった。
「……復讐してやる……」
あれは、叔父さんが病気で入院した頃のことだった。
私と兄貴がよくお世話になってた叔父さんと叔母さん。特に叔父さんは、兄貴に弓道を教えてくれていた。
なにやら叔父さんは最近行き詰まっていたらしく、弓道面でも色々あって体調を崩したとのこと。
叔父さんが入院して、兄貴は変わってしまった。
「兄貴…流石にやりすぎじゃ、」
「うるさい、口を挟むな。」
「……ごめん、なさい、」
あんなに楽しそうにやっていた弓道も、病的なほどにやり込んでいた。
復讐……斜面……西園寺……そんなことを言っていたのを覚えている。
私は前以上に構ってもらえず、とても不満だった。
弓道なんか、所詮的当てのくせに……
私だって、兄貴に構ってもらいたい。私を見てほしい。
だって私、兄貴に褒められるためにすごく頑張ったんだよ？
テストだって、毎回満点目指して頑張って、何度も100点取ったんだよ。
運動会の競走だって、毎日走り込みして1位取り続けたんだよ。
どうやったら私を見てくれるのだろうか。
どうしたら私に構ってもらえるんだろう。
考えて、考えて、考えて、考えて、、、
ふと手にした、兄貴の矢。
その先端で私は…
目を、抉ってしまった。
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葉月(プロフ) - るつさん» コメントありがとうございます！今回はちょっと夢主がヤンデレメンヘラみたいな子なので、、笑 表現とか丁寧に修正しながらつくりました！更新頑張ります！ (5月14日 13時) (
レス) id: adc3152580 (このIDを非表示/違反報告)
るつ(プロフ) - わ〜…！！もう表現の仕方とか言葉選びとか全て大好きです…！！！二階堂とのちょっとぐちゃぐちゃな関係とか最高です…！笑更新楽しみにしてます！無理のない範囲で頑張ってください！！ (5月11日 19時) (レス) id: b73383e552 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葉月 | 作成日時：2023年4月24日 22時
