原作知らないけど皆いい人だったのでとりあえず仲良くなりたい。

漆ノ刃 ページ8

薄々気づいてる。ここは恐らく私がいた令和の日本とは違う。





タイムスリップして、江戸あたりに飛んだのか、それとも全く別の世界...トリップとやらをしたのか。






周りの人は日本語を喋ってはいるけど、髪と目の色を見るにここは別の次元の日本。






すなわち、タイムスリップよりかはトリップの方が当てはまってるっぽい...。






そしてそのタイムスリップ先は、まだ証拠が不十分だけどおそらく鬼滅の刃の世界。









昇吾に会って、家に帰ろうとした所までは記憶がある。



あの色白の赤い目の奴と会ってからだ。


アイツはなんだ？最後までニヤニヤしてて、私を引き込んでいるような目だった。









どうやらしのぶさんという方がこれから私を見つけた時の話をするらしい。




生憎、私もその時のことを知らない。聞いておくべきかな。








胡蝶「冨岡さんとの任務中に大量の鬼の死体で出来た円型の壁のような物がありました。」





もう1人の人が冨岡さんなら、冨岡義勇ってことだよね。あの人のフルネームは。




そして鬼...。やっぱりここは鬼滅の刃の世界で間違いないらしい。








胡蝶「不審に思って、私と冨岡さんでその壁の中に入ると...」






しのぶさんがだいたい喋ってて、冨岡さん全然喋ってないよ。




アニメではあんなに叫んでたのに。。。








産屋敷「この子を囲むようにその鬼の死体での壁が出来ていた。ということだね。」





胡蝶「はい。」







そんなことがあったんだ...。良く食べられずにいたね。私







私がその鬼さんをやっつけたのかな...。



いやいや。あの時私は何も持ってなかったし、仮に刀を持ってたとしても大量の鬼さんを倒すことは不可能だろう。






...色々考えないと分からないけど、それ以前に色々ありすぎて頭が上手く働かない。




考えようにも、途中で思考が停止してしまう。








産屋敷「そうかい。ありがとう。」








あ、私の説明は終わりっぽい。




冨岡さん一言も喋らずに説明終わっちゃったよ！！




あれ？？もしかして冨岡さん、アニメの第1話でガソリン全部使い切っちゃった感じ？？








もしかしたら冨岡さんは案外無口キャラなのかもしれない。あの時が特別だっただけで。

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