ひねもすの愛【 原神 】

暖をとられた ページ7

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抱きしめられました。


空
「ちょっと充電…」
　基本的に恥ずかしくて自分からはハグをしないタイプだが、本当に疲れていたり酔っていたりするときは躊躇(ためら)いひとつなく抱きしめてくる。彼が肩に顔を埋(うず)めてきたらそれは甘えたいスイッチがオンになっている証拠なので頭を撫でてあげましょう。


ウェンティ
「はい、ぎゅー!」
　きゅっと柔らかく引き寄せて抱きしめられる。どうしたの、と聞いてみても「なんにも〜？」とだけ返されるので不服に思い、彼の背中側へ腕を回して自分からも抱きしめる。そうするともっともっとハグの力を強められた。甘えたいのかな？


鍾離
「すまない、少しだけ…」
　旧友の影をふいに思い出したとき、なんだか知り合い達までいなくなってしまうんじゃないかと錯覚を覚えた彼。少しだけ、と言いながらも離してはくれないけれど、離してと自分から言ったら離してくれる。だって嫌がることはしたくないから…。切なげに目を伏せてしまうので絶対にやめましょう。


重雲
「〜〜っ…」
　ふとした仕草、ふとした瞬間。ああ好きだなぁと実感するその時に好きが爆発。普段ならおさまっていた感情も、アイスがなければ止まらず…運悪く(良く)アイスキャンディが切れたその場に居合わせたら、珍しく抱きしめてくれる彼が見られる。


ゴロー
「つかれ゛た…」
　いくら海祇島大将だからと言って、疲れるときはある。ふわふわの尻尾をぐたりと降ろしながら、まるで本当の犬のそれのように甘えて抱き締めてくる。肩にすり寄ってくる頬がもちもちで愛おしい…「かわいい」と彼のおかげで口癖にもなりかけているその言葉を言うと、「…かわいいのはそっちだろ」と拗ねた声音で言う彼。


楓原万葉
「心から、感謝している…」
　稲妻、開国。顔を合わせた瞬間に抱きしめられ、彼とその親友の念願が叶ったという報告。それからその後、「お主が支えてくれたから」目狩り令を廃止させることが出来たと、そう伝えてくれる。震えながら、でも決して泣かずにいるその姿が男らしくてとてもカッコいいけれど、たまには甘えてほしくて自分からも「ありがとう」を言いながら背中をさする。しばらくは抱き締めあっている。

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