My Only Love ３ (ページ36)

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「あの子、あんな風にしてるけど、意外と寂しがり屋だからさ。
ここにいるって…存在だけでも、安心すると思うんだよね」

『……はい』

…ホントに…そうだといいな……。

「Aちゃんがここにいてくれるなら、私も安心して地元とか帰れるし……」

ちょっとだけシンミリした空気を明るくするように笑顔で言ってから……あ！って大きな声。

「隼の洗濯…！
私がいない時はお願いしていい？」

メンタルのサポートをお願いするつもりだったけど、1番はこっちだ！ってケラケラ笑ってる。

洗濯する時間がなくて、ほっとくとすぐためこんじゃうんだって。

心配で、なかなか長く家を空けられないって肩を竦める。

『洗濯くらい、任せてください！』

家賃も光熱費も何気に交渉したけど、一切教えてくれなくて……
受け取る気なんてサラサラないって言われちゃったんだよね。

それなら私は、目指せスペシャルハウスキーパーだ！

「もちろん、Aちゃんのついででいいし、義務じゃないから……
できるときだけでいいからね？」

笑顔のクミさんは、なんでも気張らずに気楽に行こうって。
自分のペースはしっかりキープしてって、何度も言われてしまった。