My Only Love ３ (ページ27)

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「俺の部屋で一緒でも、全然いいけど？」

『…一緒…………え？………ん？』

ニコニコで話す言葉にいろんな事を一気に想像して、顔が熱い………。

「シェアハウス的な……？どう？」

真っ赤になってるのをクスリと笑う隼くんに頷いて………

…けど………

『やっぱり、クミさんに聞いて…いいって言ってからにしていい？』

「え？クミさん？母ちゃんのこと？
…なにそれ…俺より仲良くなんないで？」

クミさんに嫉妬して、ちょっとふてくされてる隼くんは、口を尖らせてる。

「俺が１番がいい……」

『…隼くんが１番だよ？』

「………ホントもう…
シレッと煽ってきやがる……」

小さく呟いて私の肩を引き寄せ、唇を合わせると、一気に深くなった。

昨日から……何度目かのキス………。

数え切れないくらいのキスをもらったけど…
やっぱりうまく息継ぎできないし、全然慣れない。

でも………隼くんが私を大切に思ってくれてるのは、ちゃんとわかる。

「…ホント……超かわいい…」

キスの後でぎゅっと抱きしめてくれて、首筋に唇をつけた隼くんは、そのまま少し無言になった。

私の頭を撫で…よしって離れると、スマホを手にクミさんに電話。

事情を話して……私に指でOKマークを作って見せると、少し話してから通話を切った。