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2日目のライブを終えて、みんなでハイタッチ。

写真を撮るために待機しながら、斉藤さんと話していたら、肩を叩かれた。


振り返ると、私の頬に涼太くんの人差し指が刺さり、ニヤニヤ笑う涼太くん……

……子どもなのか?


「これから小森さんと温泉行くらしいやん?
えぇなぁ…。
俺も行きたいなぁ…。
ついて行こうかなぁ〜」

……子どもよりたちが悪い……。


「小森さん……めっちゃ嬉しそうやったで?」

『私も嬉しいよ?』

「うわ……惚気られた」

呆れながら肩を落とした涼太くんだけど、どこか楽しそう。


『だって……家族以外と旅行行くとか…初めてだし』

「え?そうなん?」

驚き顔の涼太くんと、目を丸くしてる斉藤さんとに挟まれて、笑いが込み上げる。

『そんなに驚きます?』

…だって……
旅行とか行く余裕とかなかったし……。

レッスンも鬼のように忙しかったし…。

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作者名:ひな | 作成日時:2024年2月11日 23時

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