ひまわり 13 (ページ49)

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翌朝、隼の隣で目を覚まし…病院に行く準備。

少し遅れて起きた隼が着替え始めて、もしかしなくても……って声をかけたけど、やっぱりです。

『ひとりで行くって…』

「いや、一緒に行くって…」

『ダメって…』

「なんでよ！」

しばらく言い合ったけど、全然納得してくれない。

隼の言う事は絶対……とは思ってたけど、これだけはダメだよ…。

…さて、どうしたものか。

そんな時に鳴った電話の相手が、まさに救世主。

「病院行くんでしょ？」

私のマネージャーとしてじゃなく、別な仕事で帯同してた安元さんが、私が受診する話を聞いたらしい。

『安元さんが一緒に行ってくれるって……』

隼に話すと、えぇ～ってブーイング。

「電話代わって？」

隼のブーイングが聞こえたようで……
呆れた声の安元さんの言う通りにスマホを隼に渡すと、ふてくされながら返事してる。

「９時にエントランス集合って………」

さすがに安元さんには勝てなかったらしい……。

肩を竦めた隼は、まだちょっとだけふてくされてるけど、ちゃんと診てもらうんだよ？って、なんとか納得してくれた。

心配そうな隼にキスをしてから廊下に出たら、少し離れた部屋のドアを閉めてる玲於くんと目があった。