ひまわり 13 (ページ46)

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「一緒に寝ないとか…無理でぇ…す」

部屋に入り、ぎゅっとハグした後で舌を出して笑う隼だけど……すぐに私をベッドに座らせて、もう一度足を確認。

「……Aさ…
もしかしなくても、俺の前で足出さないようにしてた…？」

『…ん………してた……』

ケガした日、隼は足のことをすごく気にしてて……

だから余計に、足は湿布と包帯でガードして、隼の目になるべく触れないようにしてたんだ……。

「あの日がピークで…腫れとか、色とか……良くなって来てるんだと思ってたのに…
さっき見た時、めっちゃ焦ったんやけど？」

…もう…ごまかせません。

「A？」

『…はい……ごめんなさい』

はぁ……って、思い切り深いため息をついた隼は、超ハの字眉。

「さすがに……怒っていい？」

『……できたら…怒らない方向でお願いしたいです…』

「……バカ」

コツンと私の頭にゲンコツを落として……
もちろん、全然痛くないけど…………

…また大きく息を吐いた隼。