ひまわり 13 (ページ42)

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ハイ…って腕を出した涼太くんが掴まっていいよって。

『大丈夫だって……』

「大丈夫でも……支えがあった方が楽でしょ？」

『………』

「それこそ大丈夫。
何か言われても、少なくてもジェネの７人はAちゃんの味方だよ？」

優しい声に顔を見上げる。

「適当な事ばかり言う外野の意見なんか気にしない」

涼太くんはジッと私を見て言ってから、デコピン。

「俺らと距離取ろうとしても無駄だからね？」

ニヤリと笑って、もう一度腕を出した。

『ありがと……』

「どういたしまして〜。
ってかさ……。
ホンマ………ごめんな？」

腕に掴まって歩くと、沈んだ声。

涼太くんが悪いわけじゃないって何度も言ったのに………。

『それ以上謝ったら、怒るよ？
龍友くんにも……そう言ってね？』

「ん。
ごめん……あ…」

『はい、罰ゲームね？』

クスクス笑いながら、何にしようか考えて…
回らないお寿司をごちそうしてもらうことにした。