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「今から帰るなら、飯行く?」
隼はラジオでしょ?って笑う佐野さんが、誘ってくれたけど……
「大丈夫!隼には俺から許可取るよ?
ナオトさん、いいでしょ?」
払うのは俺だから、隼の前に俺に許可を求めろよ!って大笑いするナオトさんが、良かったらおいでよって。
『…ご一緒していいですか…?』
「もちろん!」
佐野さんがすぐに隼に電話して…私とご飯に行くからね!って一言で通話を切ってて……
「それ、許可じゃねぇよ?」
ナオトさんからは、ほぼほぼ誘拐だぞって笑われてた。
隼は、涼太くんとテレビ出演の収録らしいく、その後でラジオだって。
事務所から一緒に少し歩いて着いたお店は、回らないお寿司のお店で……
『私、回ってないお寿司……初めてです』
「やば…Aちゃんの初めてもらっちゃった!」
なぜかナオトさんがキャピキャピしてる…。
お店で、あと数人と待ち合わせらしくて……
出してもらったお茶でさえ、ひと味違う。
「お疲れさまで〜す!」
やってきたのは関口さんと白濱さん。
「あれ?Aちゃんだ〜!」
白濱さんは覚えていてくれたみたい。
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作者名:ひな | 作成日時:2023年9月9日 19時