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不安とか、吹き飛ばすような笑顔でドヤ顔されて、思わず吹き出すと
「笑ったなぁ!」
って、ソファーにそのまま押し倒された。
ソファーでつながって、一緒にシャワーを浴びてベッドに横になると、隣でクスクス笑う涼太くん。
「ベッドが広くなっても…使うスペースは変わらんな?」
そう言って抱きしめられ、『ホントだね』って一緒に笑って目を瞑る。
「明日も事務所やろ」
胸から聞こえる声に頷くと
「なんかあったら言えよ?」
急に男らしくなったり、女々しくなったり……
涼太くん……情緒不安定……だな…………
心の中で言ったつもりだったのに、きちんと漏れてたみたいで、「誰のせいや!!」って頬をつままれる。
『痛いです…』
「ごめんなさいは?」
『……ごめんなさい…』
「よし、許してやろう…」
涼太くんの腕の中は心地よくて………
ぐっすり眠れた。
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作者名:ひな | 作成日時:2023年7月2日 17時