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「無理…起きたくない……」

って布団の中で抵抗しつつ……結局はちゃんと起きて仕事に出かけた涼太くんを見送って、私も事務所へ向かう。


『え?』

デスクに行ってびっくり………

「すごいよね……貢物!」

隣で近藤さんが大笑い。


「無くなるまで時間がかかりそうだから、食べるの手伝ってあげるな?」

って、嬉しそう。


みんな、私を気づかってお菓子を買ってきてくれたらしく、デスクはお菓子の山………。


嬉しいけど………

『私を太らせる気ですかね………』

苦笑いしてたら、高橋さんが小走りでフロアに入ってきて、

「月島!お呼び出し………ってか、何だ?これ……」

って、私のデスクまわりを見て大爆笑。


「店でもはじめるつもりか?」

『私じゃないですよ?』

「わかってる!
わかってるけど………制作部は頭使えんのか?」

私以外のスタッフさんにそう話ながら

「小出しにしろよ……それか順番とかさ………。
みんな揃って考えること一緒って……どんだけ仲良したなんだよ……」

ってブツブツ言いながらもニヤけてる。

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作者名:ひな | 作成日時:2023年5月24日 8時

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