Someday My Prince Will Come（13） (ページ34)

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「Aならできるよ…？
それにさ、俺はAが決めたことを全力で応援するし、全身全霊で支えるよ？」

ギュッと抱きしめる力を強めて…
けどすぐに緩めて「ごめん…痛くない？」って苦笑する涼太くん。

『痛くないよ？大丈夫……』

風邪ひく前に布団に入ろうか…と、背中から離れようとするから、振り返って抱きつくと

「もぉ………我慢しようと思ってたのに…」

って苦笑い。

『涼太くんの涼太くんは、我慢できませんって主張してたよ………？』

背中でというか………話しながら主張を感じてた。

「……本調子やないのに……我慢できないガキみたいやん……？」

軽くため息をついた後で「頭と体がバラバラに作用してる」って苦笑い。

困った顔してる涼太くんに私からキスをすると、優しい笑顔になり、背中に腕をまわしてキスに応えてくれる。

触れるだけのキスから……どんどん深くなるキスに、もう溺れてしまいそうだ………。