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2人でお礼を言って、洗濯物を取り出して部屋に戻ると、

「マジで驚きやな…」

って言いながら洗濯物を干すのを手伝ってくれる。

色んな人にペラペラ話す人じゃないし、心強いって笑顔で言うと、

「シャワー浴びてくるから、布団に入っとき?」

って。

素直に頷き、布団で待ってたけど………
話す前に寝ちゃいそうで、起き上がって布団に座り、本の続きを。


「こら、風邪ひくで?」

寝室へ来た涼太くんに、「せめて何か羽織りなさい」って後ろから両足で挟まれるように抱きしめられ、

「どうしたん?」

って。


「何か話があるから待ってたんやろ?」

『さすが涼太くんだね?』

「当たり前ですけど?……ってか、わかりやすすぎやろ…?」

クスクス笑う涼太くんの腕に触れ、『やっぱり?』って一緒に笑ってから、契約の話をすると

「すごいやん!」

って頭を撫で、事務所にはアーティストだけじゃなく、作詞家さんや映画監督さんも所属してるって事を教えてくれた。

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作者名:ひな | 作成日時:2023年5月24日 8時

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