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事情を説明すると、帽子とマスクで変装してきた涼太くんがすぐにやってきた。

「まだかかる?俺が待っとくから、部屋に戻り?」

体の事を心配してくれてるけど、薬も弱くなったからか、だいぶ調子がいい。


『大丈夫だよ?っていうか……さっき………』

ナオキさんに会った話をしようとしたら現れた……


「え?嘘でしょ?……片寄……?」

ご本人……登場です。


「え!?ナオキさん?お疲れさまです!」

ペコリと頭を下げる涼太くんと私を交互に見て

「そういうことね?」

って優しく微笑むと、

「同じマンションとか、ウケるな?」

ってクスクス笑ってる。


「大変だったな?」

ナオキさんは涼太くんに言うと、いろいろ噂で聞いたって。


「そんなんもあって、慌てて引っ越して来たから……洗濯機がまだ届いてないんですよ……」

涼太くんがナオキさんに事情を話すと、

「困ったことあったら言えよ?」

って。

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作者名:ひな | 作成日時:2023年5月24日 8時

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