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『ほら……、事務所では世界くんが保護者みたいなものだからさ……。
身元引受人的な?』

私がそう話すと、

「まぁね〜」って笑いながらも、俺の立場とかそんなのは考えなくていいよって。


「Aちゃんの好きなようにしな?」

そう言って笑いながら、頭をポンポンってしてくれた。

……子ども扱い。
まぁいいけど。


結局、事務所からもう一度呼び出されることもなく……世界くんがタクシーで送ってくれ、マンションへ帰ってきた。


今日の受診でシャワーの許可も下りたから、何よりも1番にシャワーを浴びてから、マンション内のコインランドリーで洗濯機を回す。

涼太くんのが一緒だし、終わるまでベンチに座って本を読んでいたら……

「あれ……?」

って声。


本から目を上げてびっくり…………

『お疲れさまです……!』

そこに居たのは、なんとナオキさん。


「やっぱりそうだよね?」

違うかもって思いながらも、声に出しちゃってた……と苦笑い。

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作者名:ひな | 作成日時:2023年5月24日 8時

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