Someday My Prince Will Come（13） (ページ29)

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「Aちゃんは………どう思うの？」

………出た。
……ちょっとイジワルな哲学的世界くんに変身だ…。

『制作の仕事はさ……世界くんに紹介してもらった仕事だし……』

「だし？」

『好き勝手できないかなぁ…って思ったり…』

「思ったり？」

『………もぉ。話しにくい…その相槌』

思わず苦笑いな私に「ごめんごめん」って笑いながら、

「俺にとったら想定の範囲内だけど？」

ってドヤ顔。

『想定内？』

「そう。
俺、ずっと言ってたじゃん？トラックメイカーになれって。
いいと思うよ？」

予想より早かったって、ニコニコでオムライスを食べてる。

「涼太は？なんて？」

『あぁ……実はまだ話せてないんだよね……』

「オイオイ……俺より先に涼太だろ」

呆れてるけど嬉しそうなの、わかってるんだからね？

『その話をもらってすぐ事故ったからね……。
そこからの展開がバタバタで……』

苦笑いで言うと、「なるほどねぇ～」って笑いながらも

「反対はしないんじゃないの？」

って。