悪い顔 ページ49
私は、憂鬱な気持ちのまま、歯磨きを終わらせた。
、、あっ、そういえば、私の荷物、ホラーの部屋に置きっぱなしだった、、
今更取りに行こうにも、少し気まずい思いがある。
A「、、いや、大丈夫。何事もなかったみたいに話しかければ、なんて事ないんだから。」
そう。きっと大丈夫。大丈夫、だいじょ______
「さっきからブツブツ独り言、どうしたんだ?ニンゲン!!」
突然、背後から陽気な声が私の耳元に響く。
恐る恐る後ろを振り返ると、そこにはパピルスさんの胴体が。
私は、ゆっくりと胴体からパピルスさんの顔に視線を移した。
A「あ、パピルスさん、、おはようございます。朝から早いですね。」
パ「当たり前だろう、greatなパピルス様は早朝から自分磨きを欠かせないのだからな!Nyeh Heh Heh Heh Heh!!」
歯をカチカチと鳴らしながら、パピルスさんは軽快に笑う。
歯にべっとりと血が付着しており、その歯は所々欠けている。少し、、いや、なかなか不気味だ。
パ「そんな事よりだ!俺様が今お前に聞きたいのは___貴様、サンズとなにか揉めたのか?」
A「、、えっ?」
あまりにも急で以外な質問に、思わず間抜けな声を漏らしてしまう私。
パ「ついさっき、部屋で情けなく爆睡してるであろうサンズを起こしに行ったらだな、、、なんと、俺様の目覚ましナシで起きていたのだ!!__だけど、ちょっと様子がヘンだったな、うん。」
A「様子が変?どういう事?」
パ「ベッドの上でうずくまって、さっき貴様の様にちっちゃな声でブツブツ呟いていたのだ。
オレ様、心配になって兄ちゃんの方に近付いてみたら、、
そしたら兄ちゃん、貴様の名前をずっーっと呟いていたんだぞ!”Aが、Aが〜”って。」
A「わ、、私の名前?」
パ「うん、そうだぞ。貴様のA!
だからオレ様、兄ちゃんと貴様が喧嘩しちゃったんじゃないかと心配だったんだ!」
、、まさか、予想外だった。
ホラーが私の名前をねぇ、、ふ〜ん、、
あとで会ったらちょっとからかってやろ。
パ「ニンゲン、なんだかすっごく悪い顔してるぞ、、」
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星。(プロフ) - 紅奈虹夢さん» いや〜んありがとうございますんとにモチベ上がります🥹💙ネイル!可愛いですよねぇ、絵師様の力量がカンストしてます…… (2023年2月22日 19時) (レス) id: c3d82bdf08 (このIDを非表示/違反報告)
紅奈虹夢(プロフ) - 一気読みしました。面白い、、、、、ホラーが可愛いネイルかっこいい (2023年2月20日 13時) (レス) @page50 id: 57d6b15c0e (このIDを非表示/違反報告)
星。(プロフ) - J mikanさん» ああああみかんさん!?!?!?!?!?!?!?やったああああ戻ってらっしゃったんですね!?!?!?!? (2023年2月4日 14時) (レス) id: 0ddcbb227a (このIDを非表示/違反報告)
星。(プロフ) - 餅丸。さん» 可愛い闇えゆしかかけなくて、、、、しょうがないじゃないみんな可愛いホラたやみたいでしょ、、、 (2023年2月4日 14時) (レス) id: 0ddcbb227a (このIDを非表示/違反報告)
J mikan - あれ、?僕がちょっと詰んでた間になんかパート2にすすんでらっしゃるのですg((((殴 (2023年2月1日 17時) (レス) id: aeb55dd106 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:星。 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/meiri0509/
作成日時:2022年12月21日 19時