いつもとなんだか違う様子 ページ42
私は、テキパキとキラーくんの手当てを進めた。
出血が多いものだから、かなり包帯とガーゼを使う羽目になったけど、キラーくんの傷が癒えるのなら少しくらい、いいよね。
A「、、よしっ、出来ることは全部やれた。
でも、手当てが終わったからって派手に動いちゃ駄目だよ。分かっ__」
私が最後まで言い終わらない内に、ナイトメアさんがわざと遮った。
ナ「おい、言っとくがソイツは次の任務があるんだ。
ここにいつまでも留まらせる訳には、、」
A「その気持ちも分かりますよ。
でも、体が万全じゃないのにすぐに任務に行ったら失敗しちゃうんじゃないんですか?しばらく休ませてから活かせたほうが、成功率は高くなるんじゃないかって、私は思います。」
それもあるし、本心はキラーくんに無理をしてほしくない。本当は、ただそれだけなんだけど。
ナ「はあ、、キラー、お前はここで傷を癒やしておけ。定期的に視察に来る、いいな?」
ああ。よかった。意外と飲み込みが早くて助かった。
「誰が人間の言う事を聞くか、いい加減にしろよ。」とか言われたらどうしようかと。
キ「う、、分かったよ。」
ナ「それでいい。
俺はまだここでやるべき事があるんだ、お前をずっと見張れる訳じゃないからな。」
そう言って、ナイトメアさんはこの館の2階へ続く階段へ登っていった。
きっと、そこにナイトメアさんの自室かなにかがあるのだろう。
、、あ、そういえばナイトメアさんにお風呂の場所聞いてなかった。すっかり忘れちゃってた。
A「キラーくん、お風呂の場所、どこかな?ごめんね、ナイトメアさんに聞くの忘れちゃって。」
キラーくんは一瞬、ぽけ〜っとした顔をしていたが、理解が追いついたのか、「あ〜、はいはい。」
と言って、起き上がった。
キ「それなら、、ほら、あそこ。あの左側のドア、見えるでしょ?」
そう指差すところに、他より少し大きいくらいのドアが見える。
A「あ、ほんとだ。キラーくん、ありがとね。」
そう言って、私はキラーくんに微笑んだ。
キラ「えっ?あ、うん、大丈夫、」
少し様子がおかしい。いつもに比べて大分静かで、それに、なによりキラーくんの胸前に出てる赤の的の形が___
私が”的”に視線を集中させていると、それに気付いたのか、キラーくんは焦った様に私に風呂に入る事を強く促してきた。変なの。
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星。(プロフ) - 紅奈虹夢さん» いや〜んありがとうございますんとにモチベ上がります🥹💙ネイル!可愛いですよねぇ、絵師様の力量がカンストしてます…… (2023年2月22日 19時) (レス) id: c3d82bdf08 (このIDを非表示/違反報告)
紅奈虹夢(プロフ) - 一気読みしました。面白い、、、、、ホラーが可愛いネイルかっこいい (2023年2月20日 13時) (レス) @page50 id: 57d6b15c0e (このIDを非表示/違反報告)
星。(プロフ) - J mikanさん» ああああみかんさん!?!?!?!?!?!?!?やったああああ戻ってらっしゃったんですね!?!?!?!? (2023年2月4日 14時) (レス) id: 0ddcbb227a (このIDを非表示/違反報告)
星。(プロフ) - 餅丸。さん» 可愛い闇えゆしかかけなくて、、、、しょうがないじゃないみんな可愛いホラたやみたいでしょ、、、 (2023年2月4日 14時) (レス) id: 0ddcbb227a (このIDを非表示/違反報告)
J mikan - あれ、?僕がちょっと詰んでた間になんかパート2にすすんでらっしゃるのですg((((殴 (2023年2月1日 17時) (レス) id: aeb55dd106 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:星。 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/meiri0509/
作成日時:2022年12月21日 19時